「自分の機嫌をとる。」という言葉。
これは10年くらい前に斉藤一人さんの本で知りました。
当時は「なるほど~」と関心はしていましたが、
あれから心理のことを学び続けて行くにつれ、
本当に大切なことだと改めて実感しています。
例えば自分のまわりで機嫌の悪い人がいたとします。
その人の機嫌をとろうとして
あれやこれや頑張ってみる。
けれど、その方法がうまくいかずに、
いつまでたってもその人の機嫌が悪いと、
だんだんと、こちらまでイラついてきて、
機嫌が悪くなってしまう。
相手の機嫌が”悪”い状態にペースをあわせてしまって
その「機嫌が”悪”い」ということで繋がってしまう。
これは優しい人、真面目な人、
共感力の高い人がやってしまいがちですが、
こんな”共感”はできれば避けたいものです。
そして、代わりにやりたいことは
自分の機嫌をとる。
”過去と他人は変えられない”
という事実を受け止めた上で、
相手の感情にでなく、
自分の感情に責任を持って、
自分の感情を”善”い状態に整える。
自分の機嫌をとる。
どれだけ親身になって観てくれるお医者さんでも
わざわざ患者の風邪を移してもらいはしません。
相手にも、周りにも”善”い影響を与えるために
まずはそれが自分のすることなのでしょう。
明日もよい一日を☆