老害の反対は?

お疲れ様です。

 

いつもありがとうございます。

 

何年か前、

 

自分が担当する講座に

 

70代、自分の母親くらいの年齢の女性が参加されていました。

 

その方の学ぶ態度が

 

前向きで、好奇心もありつつ、

 

とても謙虚で、

 

いつも私の言葉を真摯に聞いてくれていました。

 

授業中、ふとその方を観ながら

 

自分がこれくらいの年齢になったとき、

 

自分の子供くらい年下の者の言葉を

 

こうやって、ちゃんと受取り、学べるだろうか?

 

ということを思ったのをおぼえています。

 

 

”老害”という言葉を

 

頻繁に聞くようになったのは

 

ここ数年くらいでしょうか?

 

私の感覚だと、それくらいに感じるのですが、

 

語源としては1982年の松本清張さんの小説の中で

 

出てきたのが最初という説があります。

 

 

老害、老害、とは言うけれど、

 

”老害”という言葉の反対は何だっけ?

 

と、ふと思いましたが、

 

パッとすぐに浮かばず、

 

そういえば、意識したことなかったなと思って

 

調べてみると

 

”老益”という言葉が出てきました。

 

あまり聞きなれないなあと、感じました。

 

もし、”老害”という言葉を使うのであれば

 

”老益”という言葉も使うことで

 

少しバランスがとれるように感じます。

 

老いはすべての人が経験します。

 

そして、誰もが、

 

「年をとったら、老害になりたくない」と、

 

思うかと思いますが、

 

NLP的に言えば

 

なりたくないイメージをするより

 

なりたいイメージをするほうが有効なので、

 

「将来、年をとったら、老害になりたくない」と

 

心に浮かんだら

 

「将来、年を重ねたら、老益になりたい」という

 

表現とイメージで、かぶせていくのもいいかもしれません。

 

どのようにしていけば

 

自分より若い人たち、次の世代に、

 

何かを残していける存在になれるのか、

 

そんなことも考えつつ、

 

できるだけ、客観的に自分を観つつ

 

これからも学び続けていこうと

 

思う今日この頃です。

 

明日もよい一日を☆

 

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最後まで読んでくださり、
ありがとうございます。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

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レッテルをはがす

 

お疲れさまです。

 

カウンセリングしていると

 

「私はあがり症です。」

「私はうつだ。」

「私は人見知りなんで。」

 

など、こういった表現を聞くことがあります。

 

これらは

「I am あがり症」

「I am うつ」

「I am 人見知り」

 

という表現です。

 

 

あがり症、うつ、人見知り、など

 

これらは名称であり、名詞です。

 

その名称は

 

状態、症状につけられた名です。

 

「私はうつなんで」と、繰り返し言う人に対して

 

「あなたは〇〇さんで”うつ”という名前ではありません。

うつは症状につけられた名です。」

 

という、やりとりをすることもあります。

 

我々は無意識のうちに

 

まるで名札かのように

 

自分にラベル、レッテルを貼っていることがあり、

 

それが自分のアイデンティティになってしまうこともあります。

 

もし、望ましくないラベルやレッテルを貼っていたら、

 

一度はがしてみるとよいでしょう。

 

他人に貼られたものでも

 

はがすことができます。

 

動詞や状態を名詞にすることを

 

名詞化とよびます。

 

名詞にすると動きがなくなり、

 

イメージが固定化されてしまいます。

 

固定化されると思考停止になりやすい。

 

そして多くの人はそれに対して、

 

再び確かめようとしないようです。

 

 

あがり症、うつ、人見知りなど、

 

そう呼んでいる状態とは、具体的に

 

いつ、どこで、誰といるときに(あるいは一人のときに)、

 

どんなふうになるのか?

 

というように、確認して、

 

固定化されていない、動きのある状態にすることで

 

変化も起きやすくなります。

 

逆に

 

「私は自由です。」

「私は柔軟だ。」

「私は強運なんで。」

 

など、自分に役立つ名詞化の使い方もあります。

 

メディアでは毎年、新しい名詞がつくられていますが、

 

自分や他者に役立たないものも、たくさんあります。

 

そういったものは、

 

そのラベル、レッテルをはがして

 

捉えることも大切だと感じます。

 

最後まで読んで下さり、

 

ありがとうございます。

 

明日もよい一日を☆