安心安全な場

 

お疲れさまです

いつもありがとうございます。

 

先日、

息子の保育園の卒園式に参加してきました。

緊張している子もいましたが

子供たちは比較的、元氣で

親や先生たち、大人が、

涙している人が多かったです。

私もそのうちの一人です。

 

また小学生の娘は同じ日に終業式で

担任の先生が他校に異動することをきいて

寂しそうでした。

先生も生徒も号泣だったそうです。

 

二人とも、

常日頃から「学校楽しい」「保育園楽しい」と

言っていて

そのような場(フィールド)をつくってもらえて

本当に感謝しかないです。

 

 

その場を創っているのは

そこに集まる人たちですが

それをファシリテートする役目を担うのは

学校や保育園の場合は先生方になります。

 

今回は小学校も保育園も

先生方がすばらしく

安心、安全な場を創ってくれたおかげで

子供たちがよりよいかたちで育まれたと感じています。

 

「環境」は「行動や振る舞い」に影響し

「行動や振る舞い」は「能力」に影響し

「能力」は「信念や価値観」に影響し

「信念や価値観」は「アイデンティティ」に影響します

 

学校や園に限らず

職場や家庭、その他のコミュニティでも

少人数でも大人数でも

1人のときでも

 

”安心安全な場”をつくる

 

というのはとても重要なことだと

あらためて感じました。

 

最後まで読んで下さり

ありがとうございます。

明日もよい一日を☆

 

セルフエフィカシーとセルフエスティーム

お疲れさまです。

いつもありがとうございます。

 

昔、出会った人の話。

仕事もできて

スポーツもできて

料理もできて

楽器もできて

優しくて

容姿もモテるだろうなという感じで

 

周りから見たら

「完璧じゃん」と見えるにも関わらず

 

本人は

「自信がない」

と感じていました。

 

自己評価には大きく2つに分けることができます。

 

ひとつは「セルフエフィカシー」

「自己効力感」と呼ばれたりもします。

 

ある状況において必要な行動を遂行できると、

自分の可能性を認知していること。

 

つまり

自分には「(それが)できる」という感覚を持っていることです。

 

テストでいい点がとったとか

スポーツの大会で上位に入ったとか

仕事で大きな成果をだしたとか

何か成功を積み重ねることでその感覚は育てられ、

 

自分にはそれができると感じれるようになっていきます。

つまり、自己効力感が増します。

 

 

もうひとつは「セルフエティーム」

「自尊心」と訳されたりします

 

他人からの評価ではなく、

自分が自分をどう思うか、感じるか。

これが高ければ根拠のない安心感があたったり

うまくいこうが失敗しようが関係なく

「自分はOKだ」と感じられたり、

「受け入れられるだろう」という感じを持ちます。

 

冒頭の方の例では

その当時、

セルフエスティームが低い状態にあったため

いろんなことができたりしたとしても

自信がないと感じてしまっていたのかもしれません。

 

セルフエスティームを高めるには

自分を認めるとか、許すとか、

自分を受け入れるということが有効とされています。

 

思ったとおりの自分でなくとも

その状態の自分を認める、その状態を許す。

 

それは根拠のない自信を育てます。

 

ミスしたり、出来なかったときに

自分が自分に対してダメだししていると

セルフエスティームは低くなる可能性があります。

「よう頑張ったね」「ドンマイ」「OK」「大丈夫」「許します」など

そういう感じで自分に接することも必要です。

 

たしかに状況、状態によっては

「そこはもうちょい頑張れよ」が必要なときとも

ありますので、

そこはうまくバランスとりながら。

 

そして、

誰かと比べて上だ、優れている、

または下だ、劣っている

という他人との比較で

自信を測る傾向が強めの人もいますが

 

誰かと比べて得た自信は偽りの自信

であり

誰かと比べて失った自信も偽りの自信

です。

 

最後まで読んで下さり

ありがとうございます。

明日もよい一日を☆

 

「はい、でも」ゲーム

 

おつかれさまです。

いつもありがとうございます。

 

Aさん「XにしようかYにしようか迷っているんです。」

Bさん「どちらでもいいかとは思いますが、私ならXのほうを選ぶかもしれませんね。」

Aさん「はい、でもXだと、、、だし~」

Bさん「では、Yにしますか」

Aさん「はい、でもYだと、、、だし~」

Bさん「では、どちらでもないZというのはどうでしょう?」

Aさん「ああ、いいですね。でもZだと~」

 

私がカウンセリングをしているときも

この「はい、でも」には

よく出会います。

 

TA(交流分析)には「ゲーム」という理論があります。

 

このゲームは一般的に使われる

TVゲームや試合という意味とは少し違って

自分と相手との間で、

お互いが不快な感情で終わる

繰り返し何度も行われるようなやりとり

のことをゲームといいます。

 

よく行われるゲームの種類のひとつとして

「はいでも」ゲームがあります。

 

たとえば

自分から相手にアドバイスを求めておいて

そのアドバイスに対して

「なるほど~。でも、私それ苦手で~」

という感じで「はい、でも~」で返す。

 

このやりとりを何度も繰り返すうちに

アドバイスしている方も

だんだんとイラ立ってきて

最終的には「じゃあ、勝手にしろ!」

となり、お互いに不快な感情で終わります。

 

「はいでも」ゲームに乗ってしまうのは

誰かを「助けてあげたい」という人が

比較的、ひっかかりやすいようです。

しかし、その「助けてあげたい」が仇になります。

 

ゲームの後はお互いの自己肯定感が下がることが多く

結局、どちらの為にもなりません。

 

ゲームは無意識に行われるので

お互いに氣づいていないことがほとんどです。

 

ゲームにはのらない、しかけないのが望ましいですが、

のってしまった、しかけてしまったとしても、

なるべく早い段階でそれに氣づき

そのゲームから降りる、終わらせるようにします。

 

この「はい、でも」ゲーム以外にもいろんなゲームがあります。

相手とのやりとりで

「いつもこうだよ」「前にもこんなことがあったな」

など、繰り返していると感じたら

それはゲームかもしれません。

 

それになるべく早目に氣づくためには

ゲームの理論や種類を知っておくことが役立ちます。

 

最後まで読んで下さり

ありがとうございます。

 

明日もよい一日を☆