うちの2歳の子はハム(スライスしてあるやつ)が好きです。
いつも食べやすいように小さくカットしてもらって、それを食べます。
先日もごはんの時間に一切れづつ、おいしそうにたべていました。
大人の分はカットせずに一枚そのまま食卓に出されていたのですが、
妻がおなか一杯で食べきれず、一枚残りました。
それを子供に見せて「たべる?」と聞くと、
「たべれな~い。」
そこで、ちょっと私のなかで好奇心が、、、
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これ、サイズを小さくしてみたらどうだろう?
一枚のハムをさらに小さく手でさいてみて、
もう一度「たべる?」と聞いてみると、
「たべる~♪」
そういって、結局、ほぼ一枚たべきりました。
また、こんな話もあります。
聞いた話なのですが、
あるリハビリテーション施設の患者さん。
その人は脳に損傷はあるものの、手は動くし、
食事自体する能力はあるのですが、
なかなか、自分で食事をとることができず、
介助が必要だったそうです。
そこで、試しにテーブルの上には
一つの皿しか置かないようにしてみたところ、
なんと、自分から食べようとし始めた。
それからコース料理のように一皿づつ出すように。
すると自分できちんと食事がとれるようになっていったそうです。
ああなりたい、こうなりたい、つまり、目標をもつとき
私たちはそのサイズがでかいほうがいいと、
思いがちなところもあります。
それでも、モチベーションが出せて、維持でき、
達成が出来るなら、それに越したことはありません。
しかしながら、
それが出来る人は、実はそんなに多くはなく、
大きすぎる目標を立ててしまうと、
かえってモチベーションが下がってしまう人が多数です。
個人差はありますが、
具体的に5割~7割くらい確率でうまくいきそうだ、
と感じれるくらいのレベルの目標が、
モチベーションが維持しやすいと言われています。
ああなりたい、こうなりたいという目標は、
大きすぎるなと感じたら、
出来そうなサイズに分割してみるのもいいでしょう。
もちろん、他人のと比べる必用はありません。
自分が食べれそうなサイズにしてみると、
食べたい、とうモチベーションが上がり、食べることができる。
自分ができそうなサイズにして、それをしてみると、
モチベーションのアップ、維持がしやすく、結果、全体的にできる。
よく「できることをコツコツやり続けることが大切」とか言いますが、
たしかに目標を達成(または問題を解決)するために、
なりたい自分になるために、
それは一つのコツなのでしょうね。
明日もよい一日を☆