善人とは?悪人とは?

こんにちは。

 

私はときどき京都の清浄華院という寺で、

不動講の講員として護摩供養会に出仕させて頂いております。

 

先月、出仕させて頂いた際、

そのお導師を務める私の師から、護摩が終わって最後に

参詣された方々にこんな話をされていました。

 

「善人とはどういう人のことか?悪人とはどういう人のことか?」

 

「善人とは初めのころは善くない行いをしていたとしても、

そこから変わっていき、

最後には善い行い、善い心になっていく人のこと。

 

悪人とは最初は善い行い、善いことを言っていたとしても、

次第に変わっていき、

最後には悪い行い、悪い心になっていく人のこと。」

 

師自身それを知ったとき、頭を殴られるような感じがしたそうです。

私は頭を殴られるという感じではないですが、

しばらく後になって、この言葉がじわじわときています。

これはしっかりと心にとどめておかねばと。

 

自分の人生、最後にどうなっていたいか?

 

そこをイメージしておくのも、

自分がどう生きるかに大きく影響します。

 

 

さて、間もなく平成が終わります。

なんとなく自分の平成史を振り返ってみたりしています。

 

そして、間もなく令和が始まります。

どんな人生にしていきたいか?

 

皆さまの未来が豊かな未来であることをお祈りいたします。

 

平成最後の日、よい一日を☆

 

そして、令和もよい日々を☆

 

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千里馬は常にあれど、、、


お疲れさまです。
高橋尚子さんや、有森有子さん、千葉真子さんなど、数々の女子マラソン選手を育てあげた名指導者小出義雄さんがお亡くなりになりました。

小出さんは「小出マジック」といわれるほど

選手の心を動かすコミュニケーション能力が高いと言われていました。

千葉さんには

「どうせ苦しい事やるのだから、出来るだけ明るく楽しく頑張ろう」と。

”脳は痛みを遠ざけ快を受け入れる”という脳の性質からしても

この言葉がけは千葉さんのモチベーションの維持、アップに影響したと思います。

小出さんがそんなことを意識して言ったかどうかは別として、

うまいなあと思います。

「どうせ」ってこんなポジティブな使い方もあるのだなと勉強になります。

また、

有森さんが故障で走れなくなったときは

「こんなときは ”せっかく” と思えばいい。

”せっかく” 神様が休めと言ってくれているんだから今は休もう。」

これも、自然にものごとを捉える枠組みを変えて、
(NLPではリフレーミングにあたります)

有森さんの心の痛みをやわらげています。

今でも有森さんにとって ”せっかく” は人生で最も大切な言葉のひとつだそうです。

高橋さんは

「五輪で金メダルをとったことより、世界記録をだしたことよりも、

小出監督に出会ったことが一番大切な、価値のあることです。」と、伝えています。

そのことに氣づいている高橋さんも凄いなあと。

こんな故事成語があります。

『千里の馬は常に有れども、伯楽は常には有らず』

育てる側であれ、育てられる側であれ、

そのことばを胸においておこうと改めて感じている自分がいます。

明日もよい一日を☆

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自信があってもなくても

 

「なんて俺は幸せものなんだ」

 

演出家の宮本亜門さん

彼がテレビの番組の企画で体の検査を受けたところ、

前立腺がんであることが発覚。

その後、転移はまだしていないと診断され、

そのときの気持ちを記者に聞かれて語った言葉です。

 

その記者会見では亜門さんは

いろいろ話していたのですが、

印象に残ったのはその言葉と、以下の会話。

 

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「実は私、もともと高校生から最も自信がない男で、
自分こそ生きる価値が無いと思って
自殺するべきだと思ったくらい自信がなくてね。
だけど演出家になってやっと、皆さんが喜んでくれたり、
感動したとか言ってもらえたり、
おれは生きていていいんだと思えた30年間があったので、
今ここで終わらせたくないという思いがあって。」

 

この会見見て、亜門さんって自信ないって思ってたんだと少し驚きました。

それをカミングアウトできるというのも

私は素敵だなと思います。

 

カウンセリングという仕事をしていると、

「周りはみんな自信があって、自分には自信がない」

そう思い込んでいる人に出会うことは少なくありません。

というか、

むしろ、世の中そっちのほうが多いのではないかと思うくらいです。

 

かくいう自分はどうか?

昔は自信がないと感じる時間が断然多かったし、

今でも、

自信を感じれるときもあれば

そう感じれないときもあります。

どちらも自分です。

 

今回、この会見をみていて思ったのは

そりゃあ、自信があるに越したことはない

ただ、

少なくとも、

自信あるのがよいことで

自信がないことがわるいこと

というような単純なものさしで計りたくはないな。

そう思います。

 

自信があってもそうでなくても自分はOK

その捉え方も自信につながります。

 

明日もよい一日を☆