自分を許すことさ

お疲れさまです。

 

何年か前、

 

頭のなかで渡辺美里さんの「マイレボリューション」が流れてきて

 

それを小声で歌ったところ

 

歌詞を間違えてしまいました。

 

「わかり始めたマイレボリューション 自分を許すことさ~♪」

 

歌った瞬間、

 

歌詞間違えたことに気づきましたが、

 

私の中では妙にしっくりくるなあと、

 

一致感がありました。

 

 

先日、私の子供(6歳の娘と3歳の息子)が

 

二人で遊んでいるのを近くで見ていました。

 

姉のほうが弟をおんぶしてあげようと、

 

弟を背中に背負おうとしたのですが

 

まだそれだけの力が足りなかったようで

 

背中にのせた瞬間、

 

重みで後ろに倒れてしまいました。

 

弟は痛かったのと、びっくりしたのとで

 

息子は大声で泣き出しました。

 

姉のほうは

 

「だって、〇〇ちゃんが首に手をまわすから…」

 

と唇をふるわせながら、、、

 

ここで、私に余裕がない状態だったら、

 

「弟は悪くないでしょ」と言ってしまったかもしれませんが、

 

このときは

 

「この子のなかで何が起こっているのだろう?」と、

 

姉の様子をちゃんと観ようとしました。

 

 

すると、

 

この子は心の底では

 

”弟のせいではない”

 

それはわかっている。

 

そして、言葉では”弟のせいだ”と言いつつも

 

その裏では”自分のせいだ”と、

 

自分を責めているのがわかりました。

 

私は

 

「”自分のせいだ”って思ってない?

自分のせいで弟を痛い目にあわせちゃったって思ってない?」

 

ときくと

 

我慢していた涙が溢れ出し

声をあげて泣きだしました。

 

「だれが悪いとか、そんなの決める必要ないよ。」

 

だったか、

どんな言葉だったか忘れましたが

とにかく自分を責めるのをやめるよう、

許すよう伝えました。

 

すると、しばらく泣いて、感情が収まってきたころ

 

姉から弟に対して「ごめんね」と自分の意思で謝り、

 

弟も「いいよ」と返していました。

 

その様子をみていた私は

 

改めて学ばせてもらったような氣がします。

 

大人でもこれと同じような場面を体験します。

 

カウンセリングの相談でもときどきあります。

クライアントが誰かを責めているとき

確認していくと自分で自分を責めていることがよくあります。

 

かく言う私も

それをしてしまうときがあります。

 

そんなときは

あの替え歌でも歌っておこうかなと思う今日この頃です。

 

「わかり始めたマイレボリューション 自分を許すことさ~♪」

 

と、この記事書きながら頭のなかで再生してたら、

 

渡辺美里さんのまねをする友近さんの姿が浮かんできた、、、けれど、

 

それもよし。

 

最後まで読んで下さり、ありがとうございます。

明日もよい一日を☆

閑さや岩にしみいる蝉の声

 

 

”閑さや岩にしみ入る蝉の声”

 

有名な松尾芭蕉の句です。

 

子供のころ、教科書だったか、なんかで読んで、

 

「ん?」と、そのときは意味がよくわからなかったなあと。

 

 

10年以上前、NLPや心理学を学ぶ前、

 

まだ会社員で、夏もスーツで外を歩きまわっていたときは

 

蝉の声に対して

 

「なんて暑苦しい音なんだ」と感じていた自分。

 

 

しかし、数年前に

 

「蝉の声好きかも…いや、好きだな。」

 

に変わっていることに氣づきました。

 

 

朝、私は仕事前に目を閉じて瞑想をします。

 

この時期は、どこからか蝉の声が聞こえてきます。

 

 

その音にただただ意識を向けていると

 

「うるさい」という感覚とは真逆に

 

心はなんだか、

 

深く、静かに

 

そんな感じになっていくような。

 

蝉の声は

 

人それぞれ、そのときどきにより、

 

合唱やオーケストラのようにも、

 

お経や真言のようにも、

 

生きるエネルギーの波動のようにも、

 

他にもさまざまな感覚を感られるかもしれませんし、

 

何の意味も持たさずに

 

ただただ、

 

耳を傾けることもできます。

 

 

その声に耳を傾け続けていると

 

心は静かに

 

深いところに

 

そんな感じがします。

 

 

暑い日が続いていますが、

 

暑いとイライラや不安を感じやすくなるのは

 

脳のメカニズムとして自然なことではあります。

 

蝉の声を不快に感じる状態もあるでしょう。

 

しかし、あえて

 

蝉の声に耳を傾けてみるのもよいでしょう。

 

その際「聞かされている」のではなく

 

こちらから「聴きにいく」ということを意識してみるとよいもしれません。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

 

よいお盆を☆