どんな前提で?

お疲れさまです。

いつもありがとうございます。

 

催眠の暗示のテクニックのひとつに

「前提」というものがあります。

 

たとえば

 

「どれくらいの深さのトランスに入るかわかりませんが」←トランスに入ることが前提

「最初に身体のどこからリラックスするのか」←その後も身体のどこかがリラックスするという前提

「気づいてますか?あなたの変化に」←変化が起こっているという前提

 

ネガティブなパターンもあります。

「あなたがもっと利口だったらわかるはずよ」 ←利口でないという前提

「なんでこんなこともできないの」 ←それができないという前提

「私が悪いのか、あなたが悪いのか」 ←どちらかが悪いという前提

 

暗示と言うのは繰り返し言われると

すり込まれます。

 

言われる側が氣づいていると

暗示の 暗に ではなく

明示として 明らかに なるので

ガードしたり避けたりすることが可能になります。

 

種が明かされた後の手品には誰も引っかかりません。

 

前提は透明で目には見えないので

なかなか氣づきにくいのですが、

いかにその前提に氣づけるかが鍵になります。

 

私はテレビや新聞、ネットの記事に接するときも

「この発信者はどのような前提でこれを伝えているのか?」

という自問をしてから

見たり聞いたり読んだりしています。

 

もちろん、自分自身が受けっとったり発信したりするときも

なんらかの前提というフィルターを通しています。

 

それに対しても時、ときどき意識を向けると

自分の世界を広げるのに役立ちます。

 

最後まで読んで下さり

ありがとうございます。

 

明日もよい一日を☆