おつかれさまです。

 

ご存知の方も多いかと思いますが

メラビアンの法則というものがあります。

感情を伴うコミュニケーションにおいて

「メッセージの送り手がどちらとも取れるメッセージを送った」場合、

「メッセージの受け手が声の調子や身体言語といったものを重視する」

ということを表したものです。

 

例えば「大丈夫です」という言葉も、

 

「大丈夫です！！」と、

目を真っ直ぐに明るい表情で言ったのと、

 

「だ、大丈夫です．．．」と、

目が泳いで、言葉も詰まり、顔が曇るような感じで言ったのでは

 

後者のほうは「本当に大丈夫？」と感じる人が多いでしょう。

 

人は言葉（言語）だけではなく

言葉以外の非言語でのメッセージを受け取ります。

 

非言語としては

表情、振る舞い
声のトーン、リズム
なんとなく感じる空気感

などがあります。

 

このメラビアンの法則によると

感情を伴うようなコミュニケーションにおいて受け取り手が「こうだ」と判断するとき、

そのヒントの割合は

 

表情、振る舞いなどが55％、

声のトーン、リズムなどが38％、

言語は7％です。

 

断然、非言語の影響力のほうが強いということになります。

 

現代ではあまり見かけない光景かもしれませんが、

以下のようなケースを想像してみます。

 

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お母さん「あなたたち、食べなさい」

 

子供たち「あれ、お母さんの分は？」

 

お母さん「お母さんはいいの、あなたがおなかいっぱいになってくれたら（幸せになってくれたら）」

と言いながらお腹が鳴る

 

子供たち「・・・・　いただきます」

 

言葉で伝えているのは

 

「あなたたちがおなかいっぱいになってほしい（幸せになってほしい）」

 

しかし非言語で子供が受け取ってしまう可能性のあるメッセージは

 

「そうか、僕たちも大人になったら我慢をしなきゃいけないんだ（幸せになってはいけないんだ）」

 

と、無意識で受け取ってしまうこともあるかもしれません。

 

よく背中を見せるといいますが、

 

まさに、自分の状態、振る舞いが、強力なメッセージになるということです。

 

よく「人を変えたいのなら先ずは変わる」と言われたりしますが、

 

自分の在り方が周りに影響を与えます。

 

どれだけ言ってもそれを受け取ってもらえないとき、

自分を変えるということにシフトしたほうが効果的かもしれません。

 

私たちは自分で自分の状態や言動を選択していくことができます。

 

明日もよい一日を☆

 

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おつかれさまです。

去年の大晦日も紅白を観ました。

いろんな歌、パフォーマンス、どれも素晴らしいと感じましたが、

 

今回、焦点をあてるのは

星野源さんの「アイデア」

 

朝ドラで毎日のように聞いていましたが、
今回、じっくり歌詞も噛み締めてきいてみると、

あらためて素敵な歌詞だなあと感じます。

 

 

「続く日々の　道の先を　ふさぐ影に　アイデアを

雨の音で　歌を歌おう♪」

 

自分で自分の考え方も行動も変えることができます。

 

また、出来事は本来、良いも悪いもなく、ニュートラルであり、

それをどう受け取るかその受け取り方で気持ちは変わり、

その出来事の意味も変わります。

 

雨はぬれるから嫌だと受け取ることもできれば

雨の音で歌を歌うこともできるかもしれません。

 

先日、保育園に娘をむかえにいったとき、

雨が降ってきました。

私は娘の傘を持ってきておらず、

「ああ、持ってくればよかったなあ」と軽く後悔、、、

 

しかし、近くにいた娘の友達が傘を持って

「入れてあげる」と言ってくれました。

 

娘もその友達も嬉しそうな表情で

小さな二人が肩寄せあって歩く姿をみて

私が感じてた後悔はどこかに消えていきました。

 

私たちは

考える、変える、創造する、手放す、感じる力を持っています。

 

「無理」「無駄」「最悪」などの言葉で制限する前に

 

その力を出して使ってみることで

 

続く日々の道の先をふさぐものを

乗り越えていけると信じています。

 

明日もよい一日を☆

 

 

新年あけましておめでとうございます。

 

以前、ニュース番組で

 

エレベーターに関する最新技術を紹介していました。

 

ＡＩか何かで、待ち時間をゼロにするというものでした。

 

 

その番組の女性アナウンサーがポツリと

 

 

「どんどん待てなくなっていってしまいそうな気もしてしまいますが・・・」

 

 

私はその意見に「たしかに」と、納得してしまいました。

 

エレベーターに限らず、

鉄道、

パソコン、

スマホ、

宅配サービス、

などなど。

 

いろんなものがスピードを増し、

 

それは素晴らしい技術のたまものだと思う一方で、

 

それに頼っている我々の

 

「待つ力」は衰えたような。

 

結果、イライラしやすい人が増えたようにも思えてしまいます。

 

 

せっかく時間を節約していても

 

不機嫌な時間が増えるのなら

 

ちょっと微妙な感じがしてしまいます。

 

「待つ」というのは非常に大切なメタスキルだと思っています。
（メタ＝より上位の）

 

「早くそれを実現させたい」が強くなればなるほど

 

落ち着きが少なくなり、

 

結果、本来持っている能力が発揮できなくなることも多いようです。

 

カウンセリングやコーチングの現場でも

 

カウンセラーが焦っても、

 

クライアントが焦っても、

 

ろくなことにはならないことが殆どです。

 

いろんなものがスピードが増す世の中でも

 

「待つ」ということができる自分でありたい

 

と思う今日この頃です。

 

新しい年が始まり、

 

目標を立てる人もいると思います。

 

息切れせぬよう、

 

自分にあったペースで、

 

進んでいけるとよいかもしれませんね。

 

 

あなたとって、

 

充実した１年であることをお祈りいたします。

 

本年もどうぞよろしくお願いいたします。