おつかれさまです。
いつもありがとうございます。
先日、実家にて獅子舞を観ました。
6歳の息子は去年は距離をとりつつも観れていましたが、
今年は泣き出すくら獅子舞を恐れ、
家の奥に引っ込むように。
「何をそんなに怖がってんの?(笑)」と
大人たちは思ってしまいますが、、、
本人も「なんでかわからない」と言っていたので
私は父親モードから
ちょっとだけセラピストモードに切り替わり
「この子のなかで何が起こっているのだろう?」と
考えてみました。
息子は過去に何度か、なまはげの動画を見たことがある。
去年、津まつりに行った際に「しゃご馬」に遭遇した。
※しゃご馬 三重県津市のお祭りなどに出てくる伝統的キャラクター
厳ついお面をかぶっていて、コラおじさんみたいに遭遇する人に
「うおーっ」とか言って驚かせたりする
あと、テレビのどっきり番組でお笑芸人の頭に獅子舞がかぶりついて離さないというのを何回か見た。
これらのイメージをミックスしてかぶせているのか?
とにかく頭のなかの獅子舞のイメージ(内的な五感のイメージ)が
現実のそれを歪曲して
かなり恐ろしく怖いものとして
脳に記憶、保存しているのだろうと。
実家にたまたま
こどもの頭くらいのミニチュアの獅子頭があり、
獅子舞の一行が別の家に向かって去っていった後、
それを見ても息子は恐がっていました。
私は
「よし、じゃあ ”パパと一緒に” ”コレ” の
”仕組み”を ”観察” してみようか」
先ず、その獅子頭の後ろを見せ
「後ろはこうなっとって これは木でできてとるな
赤い色の絵の具みたいなもので塗ってある
ここの部分をもって こう操作すると口の部分がこうやって動く
耳は黒く塗ってあってひもでつなげてあるね、、、」
など言いながら、あえて詳しく解説
その間、息子は頭の中のイメージでなく
目の前のそれを「思考」も使って観察しています。
そして息子の様子を観ながら、
獅子頭の顔の面のほうを本人に見せて口をパクパクやって
私の手を軽くくわえさせて
笑いながら「ぜんぜん痛くない」と。
息子はさっきまで見れていなかった獅子舞の
正面も見れるようになってきたので
「こんな感じ」と
頭を優しく包むような感じでくわえて
「痛い?」と訊くと
息子は「ぜんぜん!」
そこから数分後、
妻と娘が「もっと見たい」と
獅子舞が何なのかもわかっていない0歳の下の子をつれて
まだ家の近くを周っている獅子舞をもう一度見に行こうとしたら
さっきまで怖がっていた息子も「ぼくも行く!」とついていきました。
私は、仕事があったので、ついていかなかったのですが
その後、息子は神社においてある
獅子頭を正面からガン見して観察していたそうです。
左脳、右脳という分け方には議論もありますが
あえて左脳か右脳かという見方でいうと
人がトラウマに反応しているときは
右脳中心的で、
ネガティブな感情やイメージ(内側の五感)に支配されており、
左脳中心である「思考する力」が後退しています。
相手がネガティブなイメージを強化していくような処理を脳がしていたら
それをブレイク(中断)して
左脳的に理論的に観ることができる状況を用意してあげることが
ガイドをする場合には役に立ちます。
自分自身がそういうネガティブなフィーリングに支配されてしまった場合も
なるべく早く左脳優位的、理論的、客観的に観れる状態になる方法を
持つことが役に立ちます。
最後まで読んで下さり
ありがとうございます。
明日もよい一日を☆