想像が動かす

おつかれさまです。

いつもありがとうございます。

 

五円玉に15cm~20cmくらいの糸を結んで

振り子のように五円玉を下にして糸の先をつまんで持ちます。

手を固定させて、その五円玉は止まらせておきます。

 

その状態で

五円玉が左右に振れるのを想像、イメージしてみます。

手は揺らさず、あくまでそれが動くのを想像します。

 

数秒くらいのうちに

ほとんどの人が、それを想像するだけで

五円玉が勝手に左右に振れていくでしょう。

 

そして、さらに前後に振れるイメージをすると

1分くらいのうちに振れる方向が前後に変化していきます。

 

何が起こっているのか?

 

顕在意識ではなく、

イメージ(無意識の)が微細な筋肉の動きを生みだし

五円玉を揺らしています。

 

つまり、無意識にイメージしたことによって

実際の肉体的な成果を生みだすということです。

 

昔、スキーやスノボをやり始めて、まだ慣れていないころ、

「コースの端っこに行かないように」「木にぶつからないように」

などと思えば思うほど

 

端っこに行ったり、木にぶつかるイメージが無意識で浮かんで

みごとに「端に行く」「木に向かう」という成果を出していました。

 

想像 イメージ

 

普段、自分が無意識にどんなイメージをしているか

観察してみると何か氣づきがあるかもしれません。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

明日もよい一日を☆

ウソも100回言えば真実になる

お疲れ様です。

いつもありがとうございます。

 

「ウソも100回言えば真実になる」

というフレーズがあります。

 

人の考えを操作するためのプロパガンダにも

これは使われてきました。

 

人は何度も繰り返し同じ情報に接することで

それを無意識に刷り込むという傾向があります。

 

いろんなメディアで何度も

 

「これは良いものですよ」とか

「これが真実ですよ/これはデマですよ」とか

「この人は良い人/悪い人ですよ」などと

 

繰り返し伝えられると

 

無意識に刷り込まれ

考えずともその対象に

 

「これは良いものなんだ」

「これが真実なんだ/これはデマなんだ」

「この人は良い人/悪い人なんだ」と

 

考えることもなく、

信じ込んでしまう人が一定数でてきます。

 

一度信じ込むとそれに反する情報は

信じなくなる傾向があり、強化されていくので、

やっかいです。

 

カウンセリングをしていると

 

「私はダメな人間だ」とか

「私には無理だ」とか

「自分には価値がない」などと

 

主張される方に出会います。

 

そういう方がそうなってしまった背景には

過去に人から何度も繰り返し

そのように言われたり、態度をとられたりして

そう感じるようになってしまったということがあったりします。

 

それは真実ではないウソを100回言われて

真実かのように感じるようになってしまったということです。

 

また、人は自分自身との内部対話を

一日に数万回もしていると言われています。

 

そこで自分がもし自分に対して

「お前は(私は)ダメだ」とか

「お前には(私には)無理だ」とか

「お前は価値が無い」など

 

自分で自分に対して

否定的な言葉をかけることを何度も繰り返ししていたら

あたかも真実のように感じてしまうことになります。

 

初めは他人から言われたことだとしても

その後、自分が自分の脳内で

ウソを100回言って(実際は100回どころではない)

真実かのように感じさせてしまっていたのかもしれません。

 

逆に

自分を肯定するような対話を

自分自身と何度も繰り返しすることで

それも真実かのように感じれるように

ガイドすることもできます。

 

 

最後まで読んでくださり、

ありがとうございます。

 

明日もよい一日を☆

 

6面パズル

おつかれさまです。

いつもありがとうございます。

私が小学生の頃、ルービックキューブが日本で初めて発売されました。

当時、硬くて回しにくい、パチもんのキューブを持っていて、

2面まで揃えたのはなんとなく憶えていますが、

6面揃えれず諦めました。

周りにも完成させた人はいませんでした。

 

あれから40年以上たって

リベンジしようと思い購入。

今はあの頃と違い、性能の良いものがネットで安価で手に入ります。

そして、6面完成させる手順やコツなどもYoutubeで見れます。

 

私が参考にしたのは8つのステップに分けて丁寧に説明してくれている動画。

観るのにトータルで5時間くらいかかりましたが、

焦らず少しづつ、やっていきました。

 

子供のころは、1面揃えたら、次は2面、その次は3面だと、

やみくもに揃えようとしていましたが、

無謀なことしていたのだなと、動画を見て氣づきました。

まだ小さかったあの頃の自分で、

情報も少ないあの時代では無理もない話です。

 

最初の3ステップくらいまでは

手順をおぼえるのに、少し時間と労力がかかりました。

そこまで、仕事の合間ではありますが、4日~5日かけて

同じ部分を何度も見返し、何度も同じ指の動きをして憶えました。

動かし方にも「セクシームーブ」「右トリガー」「Tパーム」など、

名前があるのも初めて知りました。

 

一週間くらいかけて、ようやく6面が完成。

最後の3ステップくらいは、1日で終わりました。

40年越しに果たせた喜びがありました。

 

5時間くらいある動画をまた見るのはちょっと面倒なので、

手順をもっと手軽に見れるようにと

自分なりに簡単な手順やポイントをメモ用紙にまとめました。

実際にメモを見返したのは2、3回程度ですが、、。

 

そして、何回かやるうちに、数日後には

手順を見ずとも、数分で6面完成できるようになっていました。

 

で、「何が言いたいんですか?」と言われますと、

別に自慢したいとか(いや、ちょっとは有るかも)

ルービックキューブを勧めたいとか、

そういう事ではなく。

 

今回、このパズルを完成させていくプロセスで、

心理的、脳科学的、NLP的に改めて学べた事を

自分が憶えておくため、

シェアするため、

ここに記しておきたいと思います。

 

いくつかは、皆さまが、

既に出来ていること、

今、出来るようになってきていること、

これから出来るようになりたいと思っていることについて、

共通する、活用できるものもあるかと思います。

 

 

・ひとりで、やみくもにではなく、効果的な方法(戦略、ストラテジー)を知り、
それに沿ってやることで、効果的に結果を出せるということ。

 

・昭和の時代よりも令和になった今、子供の頃よりも大人になった今、
圧倒的に容易に大量の欲しい情報が手に入れられるということ。

 

・各動作や状態に名前(名詞、ラベル)をつけることで、
その動作や状態を憶えたり、引き出したり、再現しやすくなるということ。

 

・最初から焦って全部完璧にを目指してやっていたら完成は難しかった。
やり方を分割することで手順が格段に覚えやすくなる。達成しやすくなるということ。
・ステップを自分が登れる高さまで細かく分けることで小さな達成感を感じられ、
モチベーションの維持がしやすくなるということ。

 

・メタアウトカム(ゴールの先のゴール)を持つことでモチベーションがさらに上がるということ。
私の場合「完成したら子供に見せる」がメタアウトカムでした。

 

・理論だけでなく五感を使って出来るようになっていく(学習していく)ということ。
今回は視覚で途中の各面の状態を脳に記憶していき、
「右、下、右、それから、右トリガーして、、」などと、呟きながら、
指の動き、感触を感じながら憶えていきました。
・上記のことからも、キューブの動かしやすさは重要。使うツールの種類や質は大切だということ。
動かしにくいものは「不快」さを感じて触らなくなるが、動かしやすいものは「快」を感じて
無意識に触っているときがあります。

 

・動画で教えてくれた先生の教え方が、丁寧でわかりやすかったこと。
また、初心者を馬鹿にせず、尊重している感じがしました。
伝える側のスキルやステイト(状態、あり方)が、それを受け取る側の吸収力に影響するということ。

 

・手順を自分なりに編集してメモにまとめる。
それはインプットした情報を自分でアウトプットするということ。
アウトプットすることで脳に定着しやすくなるということ。

 

・なぜ(Why)そうなるかが解っていなくても、
どのように(How)やるか(やり方)があれば、
できるということ。もちろん「なぜ(Why)」がわかるとさらに加速する。

 

・何度も繰り返すことで、それが脳に定着する。
最初はぎこちない動きも、あるラインを越えると一氣に自然になってくるということ。

 

・6面完成する直前に、それまでそろっていた面のいくつかが、
一見、崩れたように(後退したかのように)見えたが、実はそれが順調なプロセスだった。
プロセスを信頼するということ。

 

・諦めた小さな子供の頃よりも、
できることが圧倒的に増えた今の自分の能力でやってみたら、当然結果が変わるということ。
ただ40年間、試そうとしなかっただけだということ。

 

・今まで「自分にはこのパズルを完成させることはできない」
というビリーフ(思い込み)を持っていたということ。

 

・周りで(今回は動画で)だれかができるのを見ることで、
「自分にもできるのではないか」という感覚が生まれることがあるということ。

 

・脳は揃っていない(安定していない状態)から
揃えたい(安定させたい)へ向かおうとするということ。
不快→快へ向かおうとするということ。

 

・6面揃ったらまた崩したくなる衝動が出てくるということ。

 

後からまた浮かんでくるものもあるかもしれませんが、このへんで。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

 

明日もよい一日を☆