3歳の娘が「なんで?なんで?」
という質問を頻繁にしてきます。
そういう時期なのでしょう。
中には答えるのが難しいものもあります。
「なんで、パパは男の子なの?」
「なんで、パパは親なの?」
「なんで、パパは仕事するの?」
哲学的だったり、本質的な質問に動揺することもあります。
なかなかすぐに答えがでなかったりします。
そのため、その場しのぎで適当に返してしまうこともあります。
以前にも、Why(なぜ)という質問は言い訳が返ってきやすくなる
ということを書いたかと思います。
「なんで宿題やらないの?」
「だって~、お姉ちゃんが遊ぼうっていうから~」とか。
そして、もうひとつ
「なぜ」という言葉には別の効果もあります。
前提(当たり前だということ)をつくるということです。
たとえば
「おしゃれですね」
「面倒見がいいですね」
よりも
「なんで、そんなにおしゃれなんですか?」
「なんで、そんなに面倒見がいいんですか?」
これらの表現は
「おしゃれ」「面倒見がいい」というのが前提(当たり前のこと)になっています。
相手の意識の抵抗が起こりにくく、潜在意識に入りやすい。
そして、気をつけないといけないのが、
ネガティブな前提も潜在意識にいれてしまうこともあるということです。
「なんで、そんなこともできないんだ?」
「なんで、あなたはバカなの?」
これは「そんなこともできない」「あなたはバカ」が前提になってしまいます。
子供だけでなく、大人でも同じです。
また、普段から自分自身に言っている人もいるでしょう。
「なんで、私はこんなこともできないの?」
「なんで、オレはバカなんだ?」
その質問を自分のなかで繰り返していると
潜在意識に入っていき、それがあたりまえになってしまいます。
自分の「なぜ(Why)」の使い方をチェックしてもよいかもしれませんね。
あと、相手がボケたらちゃんと
「なんでやねん!」
と突っこむことは効果的な使い方だと思います。
明日もよい一日を☆