なんで○○なの?

3歳の娘が「なんで?なんで?」
という質問を頻繁にしてきます。
そういう時期なのでしょう。
中には答えるのが難しいものもあります。

「なんで、パパは男の子なの?」
「なんで、パパは親なの?」
「なんで、パパは仕事するの?」

哲学的だったり、本質的な質問に動揺することもあります。
なかなかすぐに答えがでなかったりします。
そのため、その場しのぎで適当に返してしまうこともあります。

以前にも、Why(なぜ)という質問は言い訳が返ってきやすくなる
ということを書いたかと思います。

「なんで宿題やらないの?」
「だって~、お姉ちゃんが遊ぼうっていうから~」とか。

 

そして、もうひとつ

「なぜ」という言葉には別の効果もあります。
前提(当たり前だということ)をつくるということです。

たとえば

「おしゃれですね」
「面倒見がいいですね」

よりも

「なんで、そんなにおしゃれなんですか?」
「なんで、そんなに面倒見がいいんですか?」

 

これらの表現は
「おしゃれ」「面倒見がいい」というのが前提(当たり前のこと)になっています。

相手の意識の抵抗が起こりにくく、潜在意識に入りやすい。

 

そして、気をつけないといけないのが、

ネガティブな前提も潜在意識にいれてしまうこともあるということです。

「なんで、そんなこともできないんだ?」
「なんで、あなたはバカなの?」

これは「そんなこともできない」「あなたはバカ」が前提になってしまいます。

子供だけでなく、大人でも同じです。

また、普段から自分自身に言っている人もいるでしょう。

「なんで、私はこんなこともできないの?」
「なんで、オレはバカなんだ?」

その質問を自分のなかで繰り返していると
潜在意識に入っていき、それがあたりまえになってしまいます。

自分の「なぜ(Why)」の使い方をチェックしてもよいかもしれませんね。

 

あと、相手がボケたらちゃんと

「なんでやねん!」

と突っこむことは効果的な使い方だと思います。

 

明日もよい一日を☆

 

パズルを創るように

先日、2018年のビジョンマップをつくりました。

そこで、気になって選んだもののひとつとして、

「パズルゲーム」というワード。

うちの娘がジグソーパズルが好きで
よく子供向けのアンパンマンとかのパズルをいっしょにやっています。

ジグソーパズルといえば、
自分が12歳くらいのときだっと思うのですが、
1000ピースのジグソーパズルを人からプレゼントされたことがあります。
それを作るのに何日かかかったのを覚えています。

 

それまで、そんなピースの多いものを作ったことがなく、
「できるのか?」という感覚もありました。

夕暮れを背にした帆船の写真のパズルで、
正直「あまり興味のない絵だな。」と思っていたこともあり、
億劫になって、
なかなか作り出そうとしなかったのを覚えています。

それでもせっかく頂いたので、作ろうと。
一日で作ろうと考えてたのをやめて、

「さあ、やるぞ」だったか
「まあ、ちょっと、やってみよっかな」
という気持ちだったかは覚えていませんが、

どこから手をつけようか?
最初の1ピースはどれを選ぶか?
それをどこに置いたら良いのか?

考えたり、悩みながら、
選んでそれを1個1個はめていく。
最初のうちはスピードもゆっくりで、時間がかかります。

背景の空の部分が全体の3割くらいあって、
その部分のピースを手にとって、
「これ、みんな、いっしょじゃん...」
とつぶやきながら。

それでも、「これが、ここかな?」と続けていくと、
じょじょに絵が見え始めてきます。
すると「できる!」という感覚のほうが大きくなってきて、
ある程度見えてくると、

「ちょっと面白いな」「ちょっと楽しいな」
といった感覚を感じ始め、

後半になってくると一気に加速してきて、
最初のころのスピードとは全然違うスピードで
それを作っていきます。

 

今、頑張っていること

これからやろうと思っていること

始めてやることだったり、まだ慣れないこと

それらをするとき、

パズルを創っていく感覚というものを思い出してみたらどうだろう。

 

そんなことを感じました。

 

明日もよい一日を☆

 

徳を積む

新年あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

先日、初詣に行ってきました。
私の住む三重県鈴鹿市の椿大神社というところに行ったのですが、
ところどころに「徳」と一文字書かれた紙が貼られていました。

参道には大勢の人の行列ができていて、
順番を守らず前に行こうとする人をみて、
ちょっとイラついたりしていた私も
その文字を見ると、少し背筋が伸びる感じがして、
他人のことはさほど気にならなくなりました。

「徳を積む」

ときどき忘れてしまうこともありますが、
40歳くらいから、それを意識するようにしています。

最初は「良いことをしろ」ということかなと、頭で考えていましたが、
「じゃあ、そもそも良いことって何だろう?」とか、
「いったい徳って何だろう?」
ウィキペディアで調べたら出てきますが、
それを頭で理解したからといってわかっていることにはなりません。
「徳ってどうやったら積めるのだろう?」と、
考えれば考えるほど、奥の深いものだと感じていきました。

 

たまに、なんとなくですが、
「ああ、この人は徳が高い人だなあ」と感じる人に出会うことがあります。
その人は決して、頭がいいとか、スキルが高いとか、
収入や社会的地位が高いとか(結果として高い人もいますが)
ということではなく、
もっとちがうレベルでそれを感じることが多いように思います。

 

松下電器の創設者、松下幸之助さんはこんな言葉を残しています。

『君が「徳が大事である。何とかして徳を高めたい」
ということを考えれば、もうそのことが徳の道に入っていると言えます。
「徳というものはこういうものだ。こんなふうにやりなさい」
「なら、そうします」というようなものとは違う。
もっとむずかしい複雑なものです。
自分で悟るしかない。
その悟る過程としてこういう話をかわすことはいいわけです。
「お互い徳を高め合おう。しかし、徳ってどんなもんだろう」
「さあ、どんなもんかな」というところから始まっていく。
人間として一番尊いものは徳である。
だから、徳を高めなくてはいかん、と。
技術は教えることができるし、習うこともできる。
けれども、徳は教えることも習うこともできない。
自分で悟るしかない。』(松下政経塾 塾長講話録より)

 

ちなみに椿大神社の一角には松下幸之助さんが祭られています。

その日、おみくじをひいたら、

「天地の神祇見そはなし賜へば善をなせば吉報あり、悪をなせば凶報あるとなり」
とありました。

あらためて「徳を積む」ということを意識していこうと思います。

 

また、あたらしい一年が始まります。
あなたと、その周りの人にとって、よい一年となりますように☆

 

 

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