想えるということ

先日、以前に勤めていた会社の後輩が東京に転勤となるということで、
その壮行会への誘いのメールが別の後輩からきました。

前の会社を退職して7年。
それでも、声をかけてもらえるのは嬉しいし、有り難いことです。

私は是非参加したいと思い、
スケジュール帳の11月9日の欄に記入しておきました。

 

7日の夜、お風呂を出てソファでゆったりとしていると、
壮行会に声をかけてくれた後輩からメールがきました。

 

「あっきーさん、なんかトラブルでもありましたか?二次会もありますので、よろしければ」

 

私は「ん....? 何? どういう意味?」

 

1~2分くらい「?」が続き、

 

「ひょっとして、、、」と、壮行会の招待メールを確認。

 

「ガーン!! き、今日かっ!? あああああああ!!」

 

そう、先日にもらった招待メールには”7日”と記されているのに気がつきます。

 

なぜか、それを勝手に9日と思い込み、それを手帳に記入してしまった。
(自分は7と9を間違う確率がわりと高めのような気がします。原因について現時点で不明。)

 

あわてて、その連絡をくれた後輩と、そして転勤していく後輩に電話して謝りました。

そして、激しく悔やみました。

「せっかく声かけてもらったのに、、、こんなつまらないミスで、、、
ああ、行きたかった、、、その後輩やみんなに会いたかった、、、」

 

この出来事に対し、

「この出来事のよいところはどこだろう?」と自分自身に問いかけましたが、
(これをNLPではリフレーミングといいます。)

なかなかすぐには出てこず、

最近の私にはめずらしく、2日くらい後悔する状態が続きました。

 

しかし、質問をすると、ちゃんと答えが返ってきます。

「この出来事のよいところはどこだろう?」

ふと、ある言葉が降ってきました。

 

「想ってもらうのも幸せなことだけど、想えるのも幸せなことだね」

 

その自分の内側の声を聞いて、

 

「ああ!そうやね!」

 

7年経っても声をかけてもらえることも有り難い。

一方で、当時の仕事仲間や会社へ良い感情が持てることがとても有り難い。

 

そこで働いていたころはわからなかったけど、
実は、いい仲間といい会社生活を送らせてもらっていたのだなあということも
また改めて感じることができました。

 

「想ってもらえるのは幸せなこと。そして、想えるということはさらに幸せなこと。」

なのかもなぁと、感じる今日このごろです。

 

参加できなかったのは残念だったけれど、
価値ある体験でした。

 

明日もよい一日を☆

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アラウンドビュー

某自動車メーカーの一部の車種では
アラウンドビューモニターという駐車時の支援システムが搭載されています。

どういうものかというと、
駐車時に自分の運転している車を真上からみた映像を
ナビの画面でみることができるというものです。

真上からみることで駐車時に車の位置を把握することができ、
車のコントロールしやすくなるというものです。

我々が感情がうまくコントロールできなくなっているときも、
対処の一つとして自分を客観視する(NLPではディソシエイトと呼びます)ことで
その感情を変化させることができます。

自分を客観的に見てと言うけど、
じゃあ、具体的にどうしたらよいのか?

その方法のひとつとして、
以下のような質問をしてみるのもよいでしょう。

たとえば怒りの感情を感じている本人(自分なら自分)に対して、

「それで、怒っているということについて、どう感じますか?」

この質問をすることで一旦自分自身から分離して考えることができます。

それでも、もし否定的な感情が出てきたら、さらに

「怒っていることについて、そう感じる自分について、どう感じますか?」
「何に気づきますか?」

と質問すると、さらに外側から観察できます。

自分自身をいろんな視点で観察する方法は自分の感情を変化させるために役立ちます。

明日もよい一日を☆