下手こいた~!

先日、ブログをメンテナンスしていたところ、

「ガビーーーン!!!」

間違ってブログ関連のデータをすべて削除してしまいました。
記事だけでなく、ページそのものを。

(ですので、読んでくださっている方、すみません。
今は回復して見れていますが、古い記事はまだ回復できていません。)

消してしまったことに気づいた瞬間、
自分に対する怒りなのかなにか、
体の体温が一瞬、2度くらい上昇したような感じして、

「もうっ!」

自分のせいなのでエネルギーのやり場もなく、
身体のなかをぐるぐると回ります。

「一旦、お茶でものんで落ち着こう」

その場を離れました。

そして、お茶を飲みながら

「よし、今から1時間くらい落ち込もう」

と、”能動的に”落ち込むということをしてみる。

すると15分~20分くらいして、
気持ちが少しづつ回復してきました。

そして、少し落ち着いてから、
自分のなかで自分とのコミュニケーション

1.「なぜ、消したのか?」

→「他のファイルを消そうとして、誤ってファイルを選択してしまい、結果、全部消してしまった」

2.「何がまずかったのか?」

→「ファイルの削除をする際に、ちゃんと対象のファイルかどうかの確認を怠った」
「ファイルのバックアップがとっていなかった」
「緊張感が足りなかった」

3.「誰のせいか?」

→「自分」

私の場合、ここで「自分」だと認めることで、少し心が自由になります。
人によっては自分を責める感じになるかもしれません。

さらに、以下のコミュニケーションもとります。

前提:やったことはやったこととして、、、

4.「次からどのような結果を目指す?」

→「ファイルの更新、削除をするときは集中して確認する」
「ファイルのバックアップをとる」

5.「今回のことで学んだことは?」

→「急いてはことを仕損じる」
「めんどくさがって手を抜くと、後でめんどくさいことになる」

6.「この状況のよいところは?」に対して、

「スクラップ&ビルド」というキーワードが浮かんできました。
”せっかく”こわして更地にしたのだからそこに何を築くかという感覚でした。
サーバー上に空きができたので、
ブログだけでなく、セミナー用のホームページもついでに新しくすることにしました。

7.「今できることは?(具体的に何をする?)」

→「もういちど、ブログのソフトをインストールして、ページをつくる」
「記事はメルマガの記事をブログ用に流用する」
できたら次は新ホームページを作成する。

8.「それができたところをイメージしてみると?」

→「ブログだけでなく、ホームページも新しい、それを見て満足している」
「最低限のバックアップがとってある」

上記の質問の1~3は問題を分析する型で、
4~8は解決へと誘導する型になっています。

問題分析型だけで終わると落ち込んで、
モチベーションが下がってしまう人もいます。

解決誘導型のコミュニケーションをすることで、
必要以上に落ち込まず、モチベーションを維持することができ、
解決策も浮かんできます。

ミスをしたなと思ったとき、

「やべえ、下手こいた~!!!

でも、そんなのかんけーねえ!」

という力技もありますが、

過去の経験を活かし、

この先の未来をうまくいかせるためにも、

上記のような問題分析型、解決誘導型のコミュニケーションをしてみてもいいかもしれません。

明日もよい一日を☆

知識の使い道

電車に乗って、まわりを見ると
殆どの人がスマホを触っています。

かくいう私も自分もスマホ片手に(笑)
この光景は何年くらい前からなのかなあと思いながら見ていました。

私が携帯電話を持ち始めたのは今から20年くらい前。

当時はまだ持っていない人も多く、
携帯の使用に関するルールも今とくらべて整備されていないころでした。

そのころ、名古屋から東京に友人と出かける機会がありました。

東京の在来線に乗っていると、
その車内で友人があることに気づきます。

「こっちは誰も車内で携帯で話していないよね。」

私は「あ、本当だ。そうなんだな。」と思いました。

車内で携帯で話すことはマナー違反なのかと知ったのはこのときです。

東京から戻って名古屋の鉄道にのると、
まだ車内で電話している人が結構いました。

ちょうど、都心からその常識がじょじょに広がり始めたころだったのでしょう。

今は名古屋の鉄道も車内での携帯の通話は禁止されていて、
それが常識になっています。

車内で携帯で通話している人をみると、
20年前だったら何も思わなかったのですが、今では、

「あ、あの人マナー違反だ!」と、

少し批判的な感情が浮かんできます。

そして、同時に、

「自分だって昔やってたくせに~。」

ともう一人の自分がつぶやきます。

マナーはもともと他人に迷惑をかけないようにというのが主な目的。

しかし、一度それが常識化されると、

迷惑がかかっていようが、いようまいが、

それが一人歩きをします。

昔、勤めていた会社で少し早めの花見をすることになり、
ある植物園に年中咲いている桜があるので、そこでという話なりました。
幹事である私が、ホームページをみていると、
そこには小さく「アルコールは禁止」と書かれているのを見つけてしまいました。

ダメ元でと管理している事務所に電話して聞いてみたら、

「ああ、その日はそれほど人多くないし、
他のお客さんに迷惑かからないようにして頂ければ大丈夫ですよ~。」と、

快く認めてくれました。

「なんて柔軟なんだ!」と感動したのを覚えています。

 

最近、テレビやネットで芸能ニュースを見ながら
この人、ここまで叩かれる必要あるかなと思うケースもあります。

ネットで炎上に参加する人の傾向として高学歴で結構意識の高い人が多いという
統計結果を聞いたことがあります。

それは頭が良いのか?
それとも、
得た知識の型にはめて考えるのがうまいのか?

わかりませんが、、、

よけいな知識が「許す」のを難しくすることもあります。

 

人の欠点に関心が向きすぎるときは

「まわりにいったいどんな影響があるのか?」

を冷静に考えてみることも必要かもしれません。

私も心理を学んでいて、
得た知識の使い方を選ばないとなあと思う今日このごろです。

 

明日もよい一日を☆