先日、EテレのSWICHTというプロフェッショナル同士が対談する番組で、
マツコデラックスさんとつんく♂さんの対談をやっていました。
つんくさんは喉頭がんのため声帯を摘出してしゃべれないのでパソコンで筆談。
つんくさんは一番ピークで年間100曲も作っていたそうです。
そのときは、余裕がほとんどなく、
休みの日はなにもする気力がなかった。
好きな音楽を聴くということもしていなかった。
仲間からカラオケ誘われても断っていた。
「あれ、歌が好きでこの仕事したんじゃなかったっけ?」と。
病を経験後、ゆとりのある生活を送っていて、
久しぶりに他人の作った曲を聴けるようになったとのこと。
それまでも彼のまわりにはいろんな曲がそこらじゅうに流れていた。
音としては聞こえていたけど、
曲、作品としては聴けてなかったのかもしれません。
そんな体験を話すなかで特に印象に残ったつんくさんの言葉
「少々の声枯れは当たり前って思っていた。
もう一歩(病状を)追求するという余裕がなかった」
自らの体験から出たこの言葉は重く感じました。
「もう一歩追求する余裕」
自分の状態に「あれ?」と感じたときにもう一歩追求する余裕。
これは本当に大切だと思いました。
これは身体の状態だけでなく、心の状態も。
自分の身体や感情が発してるメッセージ。
それを無視するのでなく、
少し立ち止まって、それを見て、聴いて、感じてあげる余裕。
それを持っていたいものです。
そういえば今日は節分ですね。
鬼はそと~♪福はうち~♪
無病息災と、そして、たくさんの福が入ってくることを祈ります☆
よい一日を☆