見ないように

おつかれさまです。

いつもありがとうございます。

 

寒い日が増えてきましたね。

最近は行かなくなりましたが、

独身のころは冬はよくスノボに行ってました。

 

まだ始めたばかりで初心者のときはなかなか思うようにいかず

滑るたびにかなり疲れを感じていました。

 

よくあったのが、滑っていて

木やコースの端のオレンジのネットとかあって

「そっちには行ったらダメだ」「そっちには行かないように」

と強く思うほど、身体が勝手にそっちに向かって

滑っていってしまうという現象

 

あれは脳は否定形「~ない」が理解できないということのわかりやすい例。

「木のほうには行かないように」と言うことは

「木の方に行く(ことをしない)」なので

脳は一旦、木の方向に行くことをイメージしてしまいます。

 

そして

イメージは顕在意識ではなく潜在意識や無意識で行っており

潜在意識や無意識は顕在意識よりも圧倒的に強いので

 

必死にそちらにいかないと

頭で考えたとしても

身体の神経細胞たちが

脳内でイメージした方向に向くよう絶妙に調整してくれます

先回、「はたらく細胞」の話をしましたが

神経細胞たちに言わせると

「だって、最初、木の方へ行くって指示したじゃん」

と言っている感じでしょうか。

 

「木の方に行くことに成功した」と言えます。

 

この場合、代わりに

「木の右側の空いたコースに向かう」と

表現すればそのイメージができます。

 

「愚痴を言わないように」
「イライラしないように」
「授業中寝ないように」
「スマホみないように」など

普段から使う否定形の表現を変えてみるのもいいでしょう。

 

「こうならないように」「ああならないように」

という未来の危機を予測して

それに対して警戒するのも

役に立たないわけではないですが、

 

代わりに

「望む状態は何か?」「どうなりたいのか?」「何がほしいのか?」

欲しい状態をイメージすることで

その状態に向かいやすくなります。

 

これは目標やゴールを設定するときのコツのひとつでもあります。

最後まで読んでくださりありがとうございます。
明日もよい一日を☆

クリスマスキャロル

 

お疲れ様です。

いつもありがとうございます。

 

この時期になると

「クリスマスキャロル」という映画を観たくなります。

 

スクルージという、おじさんが主人公

お金はたくさん持っていても、

かなりのケチで口や態度も悪く

街の人たちから嫌われています。

クリスマスが大嫌いで

クリスマスイブの日も機嫌がかなり悪く。

 

そんな彼の元にイブの夜に3人の精霊がやってきます

 

3人の精霊とは

過去の精霊

現在の精霊

未来の精霊

 

その精霊達に連れられ

過去、まだ自分が若くて優しく前向きで、愛想もよく、クリスマスも大好きだったころを見に行ったり

現在、自分が見えていない場面、自分以外の人たちが困っている場面を見に行ったり

未来、このままだと自分がどんな人生の終わり方をするかを見に行きます。

その結果

スクルージが別人のように変わるというお話

 

 

心理セラピーでも

 

その人の過去にあるリソース(現状を変えるのに役立つ資源)を取り戻す

その人の視点を変えて現在の自分や周りを捉えてみる

その人の未来を望む選択しなおす

 

といったことをすることがあります。

 

私がクリスマスキャロルのなかで

とりわけ好きなのが

過去にいって若いころの体験を見にいく場面

 

もう忘れてしまっていて

自分で、無かったことにしているリソース(資源、資質)

それを取り戻す。

 

「無理だ」「出来ない」「自分にはそれがない」

などと思っていても

 

実は過去にその感覚を変える、体験があったりします。

そのときの自分を思い出したり、五感で再体験できると

今のその人に変化が起きます。

 

スクルージは精霊たちに出会ったのち

クリスマス当日、まるで子供に戻ったかのように

はしゃいで喜びます。

その姿を見て街の人たちも驚きますが、

喜んで受け入れてくれます。

 

あ、あと「クリスマスキャロルの頃には」という

昭和の名曲もこの時期、頭のなかでよく流れてきます。

 

最後まで読んで下さり

ありがとうございます。

明日もよい一日を☆

これは私のものではありません

お疲れさまです。

いつもありがとうございます。

 

「ミラーニューロン」という神経細胞のお話。

鏡のように反応する神経細胞ということで

この名前がついています。

 

発見はわりと最近で1996年。

イタリアのある研究者グループが

サルの脳の活動を調べていた際、偶然発見しました。

 

彼らが研究作業の休憩中にアイスを食べていると、

それを見たサルたちの脳が反応しました。

詳しく調べてみると

サルたちは自分たちが餌を食べているときに反応する脳の部分と

同じ部分が反応していることがわかりました。

 

研究者たちが「食べる」行為をみて

サルたちは自分たちが「食べる」行為を重ね合わせていた

ということです。

 

相手の姿勢や身振り手振りを鏡写しのようにする

NLPのミラーリングというテクニックはこれを活用しています。

 

また、

こういう人に会ったことはありませんでしょうか?

周りからみたら完璧に見えるのに

本人は「自信がない」と言っている人。

 

全てのケースではありませんが

それにはミラーニューロンが関係している場合もあるようです。

 

その完璧に見える人のことをAさんとします。

Aさんの近くにいる人たちがAさんをみて

完璧なAさんと自分とを

比較して劣等感を感じる

Aさんのミラーニューロンが反応して

周りの劣等感をAさん自身も感じてしまう。

その劣等感は本来Aさんのものではなかったが

Aさんが自分のものとして感じてしまっているということになります。

 

友人間、家族間など近くにいるとそれが起こったりする。

ときどきカウンセリングで感受性の高いクライアントさんが

それを感じてしまっているというケースに出会うこともありますし、

 

クライアントさんの感覚に

私自身のミラーニューロンが反応してしまうときもあります。

 

そういうときは

 

「これは私のものではありません」

 

と声に出して言ったり、言ってもらったりすることがあります。

 

ミラーニューロンに関しては

まだまだわからないことも多いようですが、

その存在を知った上で

うまく活用したいですね。

 

自分がよい状態で在ることで

周りにもよい影響がいくと

これらのことからも言えると思います。

 

最後まで読んで下さり

ありがとうございます。

明日もよい一日を☆