セルフエフィカシーとセルフエスティーム

お疲れさまです。

いつもありがとうございます。

 

昔、出会った人の話。

仕事もできて

スポーツもできて

料理もできて

楽器もできて

優しくて

容姿もモテるだろうなという感じで

 

周りから見たら

「完璧じゃん」と見えるにも関わらず

 

本人は

「自信がない」

と感じていました。

 

自己評価には大きく2つに分けることができます。

 

ひとつは「セルフエフィカシー」

「自己効力感」と呼ばれたりもします。

 

ある状況において必要な行動を遂行できると、

自分の可能性を認知していること。

 

つまり

自分には「(それが)できる」という感覚を持っていることです。

 

テストでいい点がとったとか

スポーツの大会で上位に入ったとか

仕事で大きな成果をだしたとか

何か成功を積み重ねることでその感覚は育てられ、

 

自分にはそれができると感じれるようになっていきます。

つまり、自己効力感が増します。

 

 

もうひとつは「セルフエティーム」

「自尊心」と訳されたりします

 

他人からの評価ではなく、

自分が自分をどう思うか、感じるか。

これが高ければ根拠のない安心感があたったり

うまくいこうが失敗しようが関係なく

「自分はOKだ」と感じられたり、

「受け入れられるだろう」という感じを持ちます。

 

冒頭の方の例では

その当時、

セルフエスティームが低い状態にあったため

いろんなことができたりしたとしても

自信がないと感じてしまっていたのかもしれません。

 

セルフエスティームを高めるには

自分を認めるとか、許すとか、

自分を受け入れるということが有効とされています。

 

思ったとおりの自分でなくとも

その状態の自分を認める、その状態を許す。

 

それは根拠のない自信を育てます。

 

ミスしたり、出来なかったときに

自分が自分に対してダメだししていると

セルフエスティームは低くなる可能性があります。

「よう頑張ったね」「ドンマイ」「OK」「大丈夫」「許します」など

そういう感じで自分に接することも必要です。

 

たしかに状況、状態によっては

「そこはもうちょい頑張れよ」が必要なときとも

ありますので、

そこはうまくバランスとりながら。

 

そして、

誰かと比べて上だ、優れている、

または下だ、劣っている

という他人との比較で

自信を測る傾向が強めの人もいますが

 

誰かと比べて得た自信は偽りの自信

であり

誰かと比べて失った自信も偽りの自信

です。

 

最後まで読んで下さり

ありがとうございます。

明日もよい一日を☆

 

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