お疲れさまです。
いつもありがとうございます。
「私、全然変わっていないし!(良くなっていない)」
そう感情的に語るクライアントがいました。
それに対して
「カウンセリングを受け始めた頃の○○さんの状態ってどうでしたっけ?」
そうたずねると
「あの頃は、こうこうこうで~」と、
しばらくいろいろと語られたのち、自分から
「... あの頃よりはずいぶんマシですね」
といって落ち着いていきました。
変化がないようにみえるのは変化がゆっくりだから。
人は欠けている部分や、マイナスな部分には意識が向きやすく
足りている部分、プラスの部分には意識が向きにくいという、
本能的な傾向があります。
三歩進んで二歩さがると、
二歩さがったことには意識がいくが
当初よりは一歩分は進んでいるという現実には意識が向きにくい。
そのことを知っておくことは
むやみに落ち込むことを防ぐのに役立ちます。
そして、
時間のフレームサイズ(時間のものさし)を変えることで
現状の意味が変わります。
最後まで読んでくださり
ありがとうございます。
明日もよい一日を☆