閑さや岩にしみいる蝉の声

 

 

”閑さや岩にしみ入る蝉の声”

 

有名な松尾芭蕉の句です。

 

子供のころ、教科書だったか、なんかで読んで、

 

「ん?」と、そのときは意味がよくわからなかったなあと。

 

 

10年以上前、NLPや心理学を学ぶ前、

 

まだ会社員で、夏もスーツで外を歩きまわっていたときは

 

蝉の声に対して

 

「なんて暑苦しい音なんだ」と感じていた自分。

 

 

しかし、数年前に

 

「蝉の声好きかも…いや、好きだな。」

 

に変わっていることに氣づきました。

 

 

朝、私は仕事前に目を閉じて瞑想をします。

 

この時期は、どこからか蝉の声が聞こえてきます。

 

 

その音にただただ意識を向けていると

 

「うるさい」という感覚とは真逆に

 

心はなんだか、

 

深く、静かに

 

そんな感じになっていくような。

 

蝉の声は

 

人それぞれ、そのときどきにより、

 

合唱やオーケストラのようにも、

 

お経や真言のようにも、

 

生きるエネルギーの波動のようにも、

 

他にもさまざまな感覚を感られるかもしれませんし、

 

何の意味も持たさずに

 

ただただ、

 

耳を傾けることもできます。

 

 

その声に耳を傾け続けていると

 

心は静かに

 

深いところに

 

そんな感じがします。

 

 

暑い日が続いていますが、

 

暑いとイライラや不安を感じやすくなるのは

 

脳のメカニズムとして自然なことではあります。

 

蝉の声を不快に感じる状態もあるでしょう。

 

しかし、あえて

 

蝉の声に耳を傾けてみるのもよいでしょう。

 

その際「聞かされている」のではなく

 

こちらから「聴きにいく」ということを意識してみるとよいもしれません。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

 

よいお盆を☆

失敗より怖い?

 

おつかれさまです。

 

先日、プロ野球の元監督(ヤクルト、阪神、楽天)の

野村克也さんが亡くなりましたね。

 

彼は監督時代に

日夜、選手を集めてミーティングを行っており

そこで選手に自分の考えを伝えていました。

その内容は野球のテクニック、スキルについてではなく、

ほとんど、人間力についてだったようです。

 

そのなかで伝えられていた言葉

 

『失敗する恐ろしさより、いい加減にやって成功することのほうがもっと怖い』

 

なにも考えなくても思い通りにいっていた

なぜそれが思いどおりになっていたのか?

そこを意識することは少ないかもしれません。

 

ある日、思いどおりにいかなくなって

そのたった一回のことで

「もう無理だ」と、まるで終わったかのように感じてしまう

そういうこともよくあることです。

 

思いどおりにならない状態から

何度もフィードバックして

改善していくスキル、習慣を持っていくと

「失敗」と呼んでいたその体験も

「失敗」という言葉が当てはまらなくなっていくのでしょう。

 

なにかで困っているときは

そのことを学んでいるときでもあります。

 

明日もよい一日を☆

 

 

私は私 あなたはあなた

 

おつかれさまです。

 

人に対して

こうしてほしい、ああしてほしいと求める

でも、そのとおりにしてもらえないと

「なんで、そうしてくれないの」

と不満を抱えていく。

 

逆に

 

人から

こうしてほしい、ああしてほしいと求められ

自分に余裕がなくても

「そうしなきゃ」

と応えようとして疲弊していき、

やがて求めてきた相手に

「あなたのせいで」

と不満を抱えていく。

 

 

他人に過度な期待をすると、

それが苦になることがあります。

 

また、他人の期待に過度に応えようとすると、

それもまた苦になることがあります。

 

 

自分と他者との

 

線引き

 

それがうまくできていないことで苦しむクライアントさんによく出会います。

 

かく言う私もそれが容易でないときもあります。

 

そんなとき、

 

「ゲシュタルトの祈り」という詩を思い浮かべます。

 

 

”私は私のことをする

 

あなたはあなたのことをする

 

私はあなたの期待に応えるために生きているわけではない

 

あなたもまた、私の期待に応えるために生きているわけではない

 

私は私

 

あなたはあなた

 

もし縁あって、私たちが出会えるなら、それは素晴らしいこと

 

もし私たちが出会えなければ、それもまた素晴らしいこと”

 

/フレデリック・S・パールズ

 

 

他人を尊重し、自分を大切にする。

 

健全な人間関係はその上で成り立つことを

 

この詩は思い出させてくれます。

 

明日もよい一日を☆