テトリス

お疲れさまです。

いつもありがとうございます。

 

テトリスというコンピュータゲームを

初めてプレイしたのは30年くらい前でしょうか?

TVゲームにはあまり興味をもたなかった私も

これには一時期ハマった記憶があります。

 

そのテトリスがメンタルヘルスの改善に役立つらしいです。

スウェーデンのウプサラ大学の研究チームでは

テトリスをプレイすることで

過去のトラウマ的体験のフラッシュバックの回数を減らすのに

役立つのではと研究を進めているとのこと。

 

テトリスは色のついたいろんな形のブロックが上から落ちてきて

それを空間のなかで左右に移動さたり回転させたりしながらプレイします。

 

そして、この件でのポイントは

ブロックを落とす前に

頭のなかで、こういう感じで、

この位置にはめようと

思い描いてからブロックを落とすという点

 

実験では被験者にトラウマ的な映像を見せたりして

その体験の数時間以内にテトリスをプレイすると、

その後一週間でフラッシュバック的な現象を起こす確率は

プレイしなかった人よりも58%減ったそうです。

 

最新の研究では過去のトラウマ体験をあえて思い出し

テトリスをプレイするという実験もしていて、

その実験でも過去の記憶をよみがえってくる回数を

減らすことができたとのこと。

 

ちょっと嫌なことがあった後にテトリスやってみるのも

よいかもしれません。

 

NLPにもこの原理を活かしたスキルがいくつかあり

私もトラウマ的体験に対する反応を

軽減させるときなどに使います。

 

記憶が定着してしまう前に

脳の内的イメージを操作するのは有効です。

 

また定着した記憶も

引き出して再構成して上書きができます。

 

どのように再構成して上書きするか?

それにより記憶に対する反応も変わります。

 

私たちの体験は”記憶と想像のモザイク”です。

 

最後まで読んでくださり、

ありがとうございます。

 

明日もよい一日を☆

場(フィールド)のエネルギー

 

お疲れ様です

 

いつもありがとうございます。

 

先日、息子が保育園の運動会の前夜に発熱。

 

インフルエンザでした。

 

年長なので、運動会は今年で最後でしたが、

 

到底、参加は叶わず、

 

息子も家族もかなり残念な気持ちになりました。

 

数日して、

 

園側から連絡があり、

 

私たちのために「運動会ごっこ」を

 

してくれるとのこと。

 

鼓笛隊と、ダンスを、

 

本番と同じ衣装をきて、同じセットで、

 

息子と年長クラスの全員が

 

私と妻の前で、それを披露してくれました。

 

担任の先生だけでなく、園長先生や他の先生たちも

 

園庭にセットを組んだり手伝いをしてくれていました。

 

また、先生いわく、年長クラスの全員が

 

よろこんで「やる!」と

 

言ってくれていたと聞いて

 

なんか、もう、優しーっって

 

温かい世界だなあ

 

と、感動してしまいました。

 

担任の先生も私たちが喜んでいるのをみて泣いてくれていました。

 

公立の建物もかなり古い園ではありますが、

 

そこにいる人たちが、本当すてきだなあと。

 

そういう人たちの集まる場(フィールド)

 

このような場で子供が過ごさせてもらえることは

 

本当にありがたいなあとつくづく思いました。

 

 

私たちは

 

いろんな場(フィールド)に身をおきますが、

 

どんなエネルギーの場か、

 

そこに集まる人たちによって形成されます。

 

そして、その場(フィールド)にいると

 

その場(フィールド)の力の影響を受けて

 

自分の行動や能力、在り方が変わることもあります。

 

もし自分にとって良い影響、エネルギーをもらえる

 

フィールドならラッキーだし、感謝して楽しむ。

 

そうでなければ、

 

そのフィールドとの距離をとるのもいいかもしれません。

 

 

あと、自分もそのフィールドを形成する一部である

 

ということも忘れないようにしたいものです。

 

自分を、よい状態に調えることで

 

フィールドに与えるエネルギーの質も、

 

よいものになるということを

 

改めて意識しておこうと思いました。

 

 

最後まで読んで下さり

 

ありがとうございます。

 

明日もよい一日を☆

パレートの法則

お疲れ様です。

いつもありがとうございます。

夏の甲子園大会が終わり、

蝉の声の代わりに秋虫の声が聴こえはじめると

夏の終わりを一氣に感じ始めます。

 

カウンセリングや講座の現場では、

「すべての人から好かれなければならない」

という観念を持っている人に出会うことが多々あります。

 

かくいう私も、セミナーやカウンセリングの

アンケートや口コミに否定的な評価やコメントをされると

それが、たった1件でも、氣になって、

その他の良い評価をまるで無かったかのように

感じてしまっていた時期もありました。

 

 

「パレートの法則」(80:20の法則、ばらつきの法則)と、

呼ばれるものがあります。

 

以下はその例です。

・売上の8割は全顧客の2割が生み出している

・売上の8割は、全商品のうちの2割が生み出している

・仕事の成果8割は、費やした時間全体の2割の時間で生みだしている

・住民税の8割は全住民のうち2割の富俗層が担っている

・故障の8割は、全部品の2割に原因がある

 

イタリアの経済学者ヴィルフレド・パレートさんが提唱したので

パレートの法則です。

 

さらに、そこから派生して「262の法則」というものがあります。

どれだけ優秀な人ばかり集めたとしても、その組織は

優秀:標準:不調の比率が2:6:2になるという考え方です。

 

これに関してアリの巣の調査の話が有名です。

 

アリの巣を調べると、

働きアリが2割

まあまあ働いているアリが6割

さぼっているアリが2割

 

で、調査した人がさぼっているアリを取り除けば、

アリの巣の効率は上がるだろうと、

そのサボっているアリを取り除いたところ、

 

今度はその中で、2割のアリがサボるようになった

 

とか。

 

人間関係においても、

この法則を当てはめると楽になるかもしれません。

 

どんな集団でも、

2割の人が自分のことをどうしても好きになれなくて

6割の人は自分の態度や振る舞いなどによって好き嫌いが分かれ

2割の人は自分の状態がどうであれ、好いてくれる人がいる。

 

他人がこちらに対して好意的でなかったとしても

「2割はそうなんだから、氣にしたってしゃーない」と、

割り切ることもできますし、

 

代わりに

「ひいきにしてくれる2割の人に対してできることは何だろう?」と、

そちらに意識を向けることもできますし、

 

「6割は自分の行動でどちらにもなり得る、いろんな可能性がある」と、

自分のやり方、考え方、在り方など変えることもできます。

 

そして、

ネット中心で、誹謗中傷が社会問題になっているこの現代において、

 

「パレートの法則」「262の法則」

 

これらを知っておくことはとても大切なんじゃなかろうか?と、

思う今日このごろです。

 

「浜辺の美しい貝殻をすべて集めることはできない/アン・モロー・リンドバーグ」

 

明日もよい一日を☆