不安を手放すために

 

私たちは人間は不安を感じる生き物です。

 

「明日のプレゼンうまくいくだろうか?」
「あの人からしばらく連絡が無い。嫌われたんじゃないか?」
「来週から新しい環境に行く。いじわるな人ばかりだったらどうしよう?」

 

など、様々な事に不安を感じます。

 

そして、その不安に感じていることは

外れることのほうが断然多いのですが、

その心配事が起こらなかった未来がくるまでは

なかなかそう感じにくいということもあります。

 

私は、ときどき、

個人セッションや自分がそれを感じたときなどに

望ましい未来のイメージを活用するワークを行います。

 

不安に感じる出来事が、起こらなかった未来や、

起こったとしても、自分が思っていたよりもだいぶマシだった未来、

 

または、その不安に感じる出来事よりも少し先の未来、

その出来事が終わった後の未来のイメージをしてみる。

 

そのできるだけ望ましい未来を

「どんな光景が広がっているか」
「どんな音が聞えているか」
「どんな感じがしているか」

五感でできるだけリアルにイメージできたら

こう言ってみるのもいいでしょう。

 

「なんか、心配して損したなあ~」

 

どのみち、未来の自分がそう思うなら、

それを先取りしてみて、不安を手放してみるのも一つの手です。

 

明日もよい一日を☆

 

未来はのこされている

先月になりますが、
テレビ番組「金スマ」に「X JAPAN」のYOSHIKIさんがゲスト出演してました。

観ていた方もいるかと思いますが、

彼が10歳のころ、大好きだった彼の父が亡くなっています。

死因は自殺。

父親のことは今でも時々夢でうなされると語っていました。

彼は大人になって「X JAPAN」として成功しますが、

メンバーで子供のころからの親友、ToshIさんの洗脳騒動、

一番頼りにし、心を許していたHIDEさんの死を経験します。

彼は「消えてしまいたい」と何度も思ったそうです。

父親とHIDEさんの話になると、時折、涙していました。

 

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話しは変わりますが、

 

よくあるカウンセリングの種類、モデルとして、

「なぜ(Why)」という観点から問題を分析していくものがあります。
それは要因を探ったり、分析して、それを取り除く、手放すということに有効です。
そしてそれは一旦過去に焦点を当てます。

カウンセリングにやってくるクライアントさんの多くは、
最初、現状や過去に焦点を当てた状態で話をされていたりします。

「ずっと引きこもっていたんで、仕事につくのは無理だと思います」
「会社に行こうと思うと気分が、、、」
「自分はなにをするにも自信がなくって、、、」etc

と悩みを語ります。

心の底で「なんで(Why)こうなんだろう」「なんで(Why)こんな目に」
とつぶやいているような感じがすることもあります。

もちろん、それを語ってくれている間は
寄り添い、傾聴していきます。

そして、ある程度、過去、現状について聴いたら、
ひとつの質問で介入をします。

 

「では、(これから)どうなりたいですか?」
「(これから)どうなったら嬉しいですか?」

などの質問です。

実際にはその場にあわせて、
もっと表現を変えて質問しますが、基本はこんな感じです。

これは、”望む未来”に焦点を当てる質問です。

NLPはアウトカム(欲しい結果)を持つこと、
すなわち「どうなりたいか」を重要なひとつにしています。

クライアントも、カウンセラーも
意外と「どうなりたいか」に焦点を当てていない人が多かったりします。

 

YOSHIKIさんの話にもどします。

 

「消えてしまいたい」

そんな状態だった彼に大きな転機が。

1999年の「天皇陛下御即位十年をお祝いする国民祭典」にて、
今上天皇の御前で10周年を記念する奉祝曲の演奏してほしいという依頼がきます。

最初は「そんな大役が務まるのか?」と迷っていた彼ですが、
母親に相談し、引き受けることを決めます。

祭典で、演奏し終え、大勢の人が送る万雷の拍手と、天皇皇后両陛下の暖かな眼差しに

「僕は必要とされているんだな」と、素直に思えたそうです。

そして、ミュージシャンとして復活を遂げます。

 

番組の終盤で彼がこう言っていました。

 

「”過去を輝かすか、暗いものにするかは、未来が決めると思っている”」

 

特別、YOSHIKIさんのファンというわけではなかった私ですが、

なんというか、

彼の口から語られたこの言葉は

なんとも深く、重みがあり、そして、”光”を感じました。

 

TA(交流分析)のエリックバーンは

「”過去と他人は変えられない”」という言葉を残しているのですが、

私のなかでその言葉と、YOSHIKIさんの言葉が、

重なる感じがしました。

 

明日もよい一日を☆

めちゃイケ

お疲れ様です。

何年か前、引きこもりの傾向のあった女性のクライアントさんと話していたときのこと。
10数年間、家族以外と話すことなく過ごしていて、
「人と何を話したら良いかわからない」と。

物静かな感じのその人に、「好きなことは?」と聞いたら
「お笑い番組、特にめちゃイケが好きです。岡村さんのオファーシリーズとか、、、」
そう言って、急に次々と語りだしたのを思い出します。

 

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その22年続いたバラエティ番組「めちゃ×2イケてるッ!」が先日終了しました。
私も大好きな番組でした。

こういったバラエティ番組には、視聴者から「教育上良くない」とクレームが入ることもあり
最近はネットで「つまらない」とか「打切りにしろ」とか叩かれることも度々あったようです。

 

最終回ではめちゃイケメンバーひとりひとりがスピーチしたのですが、
そのなかでお笑いコンビ「たんぽぽ」の白鳥さんの話が心に響きました。

以下に引用させていただきます。

 

『私は学生時代、ざっくりいいますと、いじめられっ子でした。

クラスのキャッキャッ楽しくやっているグループにちょっと入って、
一緒に“アハハ”って笑ったときにですね、

“おめーが笑ってんじゃねえよ”と…。

ああ、私は笑うことすらできないのかと…。

笑うことすら人に不快感を与えるなら、笑うのをやめて生きていこうと…。

ですが、土曜日午後8時に『めちゃイケ』を見て、
笑わないと決めていた私が、笑ってしまいました。

あの時に“おお、すげえな”と思いました。

笑わないと決めた私を笑わすんだと。
辛い経験を笑いに変えられるんだなと思いました。

めちゃイケはいろいろなことを言われているということは皆さんも承知の事実ですが、
めちゃイケで救われた人間がここにいます。』

 

この話を聞いて、

そういえば、この番組を見たくなるときは
ちょっとさびしかったり、悲しかったり、
しんどいなあ、と感じているときも多かったかもなあと、

私自身も22年間、この番組からいろいろ「笑い」という形で
癒しをもらっていたんだなあと気づきました。

白鳥さんも、さっきのクライアントさんも、私も、
救ってもらっていました。

 

ネットなどで、叩いたり、クレームを入れる人たちは

”そういうところ”は見ないで、

”ちがうところ”に焦点をあてて見ているのかもしれません。

 

NLPに「コミュニケーションは意味は受け取る反応にある。」という考えがあります。

なので、たしかに伝え手、作り手は受け取り手の反応を意識した伝え方や、
作品をつくるのが求められます。

一方で、受け取る側の「受け取る力」として、
批判ばかりや、まるで裁判官のように裁きの姿勢ではなく、
もっとノンジャッジで、慈悲のようなあり方があってもよいと、
「この人は何を与えようとしてくれてくれているのだろう?」と、
受け取ろうとする姿勢。

その余裕をもっていたいなあと、
あらためて思います。

明日もよい一日を☆