いつも読んでくださりありがとうございます☆
何年か前、某スクールにて、講座の担当をしていて、
そこのある若い生徒さんから、
「どうやったら先生みたいにカウンセラーとして仕事できますか?」
「資格とれたら、すぐに雇ってくれるとこってないですか?
スクールから提案されたところは、なにかピンとこなくて。」
「資格とっても必ず就職できるわけではないんですか?」
「カウンセラーとして食べていくにはどうしたらいいですか?」
たしかに、この生徒さんはセンスはあるかもしれないけど、
まだ、授業も全て終わっていないからなあと、
だったら、宿題もやってほしいなあと、
自分の問題とも向き合ってほしいなあと、
思いながら、聞いていました。
先のことを考える。はやく成功したい。
それは悪いことではないのかもしれないけれど、
なんとなく、
「楽に、早く、確実に 成功したい」
という、背後の声が聞こえきたような感じがしました。
今でも同様のことを聞かれることはありますし、
かく言う私も昔、それを感じていた記憶があります。
カウンセラーとして活動し始めたころは、
はやく、カウンセラーとして成功したい。
焦っていました。
それは返って精神的に不自由さを感じさせました。
そんな私も、あることがきっかけで、
「ああ、カウンセラーとして完成するのは55歳くらいかな」と感じ、
それが腑に落ちました、すると、
かえって、肩の力が抜けて、動きがとれるような感じがしたのを覚えています。
「それまでかかってもいいから、今やれることをコツコツ頑張ろう」
という、”覚悟”を持てた感じがして、
そして、今なお、カウンセラーとして研鑽を続けていこうという、
原動力にもつながっています。
まあ、これは私のケースであり、
目標の達成のプロセスやスピードは人それぞれですし、
内容や状況にもよるでしょう。
ただ、、、
「楽に、早く、確実に、成功したい」
その欲は、かえって自分を足踏みさせてしまうこともあるようです。
明日もよい一日を☆
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。