質問の仕方を変えてみる

 

お疲れさまです。

 

なぜ(Why)

 

「なぜ、~なのか?」

 

もちろん、その質問が悪い訳ではありません。

 

ただ、原因を探ろうとして「なぜ(Why)」を使った場合、

 

言い訳が返ってきたり、的外れな答えが出ることも多い。

 

 

以前、うちの5歳の子供が夕食時に

 

ぐずり始め、

 

それが何度か続き、クセのようになったことがありました。

 

そのような場面で、

 

「なんで(Why)、ぐずってるの?」で質問すると

 

余計にぐずることが多い。

 

また、質問する側も感情的になりやすい。

 

 

そのとき、私は

 

「なぜ(Why)」でなく、

 

「何(What)が」で、

 

自分に対して質問してみました。

 

 

「この子の中で今、何が起こっているのだろう?」

 

すると

 

子供の言葉にならない言葉といいますか、

 

なんとなく

 

「わたしだってなんでかわからないよ!」

 

と言っているような感じがしました。

 

子供と食卓を一旦離れて

 

隣の部屋に行き(これだけでも状態が変わることもあります)

 

目を見て話しかけます。

 

「なんでぐずぐずしちゃうか、自分でもわからないんだよね?」

 

と聞くと

 

「うん」とうなずきました。

 

「自分だってぐずぐずはやめたいって思ってるんだよね?」

 

「うん」

 

「いい気分でご飯食べたいって思っているけど、どうしたらいいかわからないんだよね?」

 

「うん」

 

そうやって子供に合わせる形で質問、確認していくと、

 

少し状態が変わり始めていき、

 

そしてNLPのあるスキル(閾値パターンなど)を使って

 

そのぐずぐずの感覚を一気に手放すようガイドしました。

 

すると子供は数分前とは全然違う状態に

 

すっきりした表情で「よし、食べようっと」

 

と言って食卓につき、食べ始めました。

 

 

私自身もイライラや不安などの感情を感じたときに

 

「いま(自分のなかで)何が起こっているのだろう?」

 

と質問することがあります。

 

すると少し冷静な感覚で自分を観ることができます。

 

 

質問の仕方を変えることで焦点や視点が変わります。

 

焦点や視点が変わることで心身の状態も変わります。

 

明日もよい一日を☆

 

 

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