おつかれさまです。
私は元システムエンジニア(SE)で、
大学は理系だったと思われることがよくありますが、文系です。
SE=理系出身と思われている方が多いようですが、文系出身者はたくさんいます。
おそらく小学校のときのちょっとしたトラウマのおかげで
算数が好きでなくなったと自分で分析していますが、
中学に入っても、数学にはどこか苦手意識を持っていました。
ですが、ひとつ興味がわいた授業がありました。
「証明」です。
苦手だと感じていた数学のなかで、
これには自然とモチベーションがわいたのを覚えています。
特に面白いと思ったのが、
「解なし」とか「解はすべての実数」という答えがあるということです。
「数学なのに解がないという答えがある!」
それは衝撃的でした。
最近、人間関係で悩む人から
「何が正解かわかりません」と。
人は空白を埋めたくなる生き物です。
そこが埋められないとストレスを感じます。
問題の解答欄(空白)にはできるだけ早く、
正解を埋めたくなります。
しかし、数学にも「解なし」「解はすべての実数」という答えがあります。
人の心やその関係はより複雑で曖昧なものです。
何にでも、いつでも、正解があるわけではない、
また、どれも正解なのかもしれないということを受け止めれると、
より質の高い答えが見つかるかもしれません。
明日もよい一日を☆