入院中です

 

いつもありがとうございます。

 

暑い中、お疲れ様です。

 

木曜から世間は連休ですね。

 

オリンピックも始まります。

 

今回は久しぶりのメルマガ投稿になります。

 

実は今、病院のベットの上でこの記事を書いています。

 

私事になりますが

 

6月の中頃に急性骨髄性白血病と診断され、

 

治療の為、現在入院中です。

 

ですので、しばらくの間、

 

個人セッション(カウンセリング、コーチング)や、講座などの

 

ご依頼が受けることができません。

 

再開の時期は今のところ未定ですが、

 

治療が順調に進めば半年程で退院とのことです。

 

ご不便をかけ、申し訳ございません。

 

何卒、よろしくお願い致します。

 

5月の中頃に池江璃花子さんの記事を書いていましたが、

 

まさかその一か月後に自分が同じ病で入院するとは思ってもみませんでした。

 

白血病ではありますが、

 

そのなかでも予後の良いタイプのものらしく、

 

治療期間はそれなりにかかりますが、

 

頑張ってしっかり治療すれば、

 

ちゃんと回復するし、後遺症も出にくいそうなので

 

大丈夫です。

 

事情を知った方から、有難いことに、

 

「心配だ、心配だ」との声を頂くこともあるのですが、

 

もしよろしければ、

 

心配する代わりに、応援して頂ければ、より有難いです。

 

 

入院までの経緯としましては、

 

6月の前半くらいに、急に39度を超える熱が出て

 

そこから熱が3~4日続き、

 

足のスネあたりにポツポツと赤い発疹のようなものが出て

 

さらに脇腹に内出血のようなアザが出ました。

 

熱が下がった後、

 

近くのある内科クリニックに予約の電話したのですが

 

このご時世、熱が出た人は診てもらいにくく

 

「皮膚科に行かれたほうがいいんじゃないですか?」と。

 

で、後日、以前から利用している皮膚科で受診

 

足のポツポツも脇腹のアザも内出血らしく

 

高い熱が出ると内出血することあると言われました。

 

そこの皮膚科は待ち時間はかなり長いけれど

 

その分、先生は丁寧な診察をする方で

 

「多分、大丈夫だと思うけど、念のために採血しときましょうか」と。

 

その採血の結果、白血球の数が異常なことがわかり

 

先生もちょっと動揺しつつ「採血しておいてよかった、、、」と

 

呟いていました。

 

すぐに地元の大きな病院の血液内科への紹介状を書いてくれて

 

後日その病院で受診したところ、

 

ドクターから「渡邉さん、これ、白血病ですな」と。

 

一瞬、頭が真っ白になりました。

 

「今、血小板が異常に少ない。輸血しないと命に係わるので今すぐ入院してください」

 

とのことで、帰宅することなく、そのまま即入院となりました。

 

入院して、骨髄を採取して詳細な結果が判るまで数日かかるのですが、

 

その最初の数日間は、正直、メンタル的にきつかったです。

 

検査の詳細な結果が出て、

 

予後がよいタイプのものだと判明してからは

 

少し気持ちが軽くなりました。

 

今は前向きに頑張って治療に取り組んでおります。

 

今はコロナの影響で面会が全面禁止になっていて、

 

また、白血病の治療の性質上、

 

入院中は家族とも一切会えない状態です。

 

荷物のやりとりも看護師さんを通してです。

 

この病室の中で一人でいると

 

いろいろな感情や考えがぐるぐる回ってはきますが

 

そんな中で、せっかく心のことを学んできたのだからと

 

いろいろ実践してみたりしています。

 

例えば以下の質問を自分に問いかけたりしてみました。
(効果的質問、リフレーミングです。)

 

「このことのよかったと思えることはどんなことだろうか?」

「自分は運がいいと思えることはどんなことだろうか?」

「自分は恵まれていると思えることはどんなことだろうか?」

 

すると返ってきた答えとして

 

運がよいと思えることは

・病気が見つけられたこと自体、運がいい。

・家族の他の誰か、妻や子供らでなく、患ったのが自分だということ。
自分であれば自分が頑張ればよいので。

・もしかしたらあの内科クリニックだったら判らなかったかもしれない
かえって丁寧に見てくれる皮膚科で見てもらえたから発見できたかも。運がいい。

・皮膚科受診の翌日に名古屋での講座の仕事が入っていたが、先生に引き留められたこと。
後日の血液内科の検査で血小板の数値が異常に低いことが判明したが、
もし、あのとき名古屋までいっていたら、道中、ふらついて転んだり、
頭を打ったりなんかしたら、それこそ命がなかったかもしれない。
あのタイミングで皮膚科を受診でき、先生に引き止めてもらえたことは運がいい。

・妻が「熱よりアザが気になる」と言って熱が下がっても、診察を押してくれたこと。

・紹介してもらった病院の血液内科が白血病治療の実績のある病院だということ。

・担当の医師はまだ若いが誠実な人で患者に寄り添ってくれる医師であること。

・担当の看護師が一生懸命サポートしてくれる人ばかりであること。

・無菌室、クリーンルームという特別な病室に入って治療するが、
そこの部屋に空きがあったこと。

・20代とか若すぎたり、70代で体力が衰えていたりする年齢でなく
今の年齢でなったということ。

・10年、20年前の医療でなく、治療技術が進んだ今であること。

・生命保険に入ってあったこと。

 

など

 

恵まれていると思えることは

・戻りたい、帰りたいと思える場所があること。
私にとってはそれが、妻、子供たち、親、家族のいる場所がそれ。

・妻が一生懸命にやってくれていること。
子育てだけでも大変な中、私のいない家を守り、
さまざまな面で私のサポートをしてくれていることと、
それができる人だということ。
「会いたい」と思ってくれること。そんな妻がいてくれること。

・子供たちが応援してくれること。
手紙を書いてくれること。動画メッセージを送ってくれること。
「会いたい」と思ってくれること。思いやりのある子に育ってくれていること。
そんな子供たちがいてくれること。

・親が見守ってくれていること。
母親が健在で、見守ってくれていること。

・友人、仲間がいるということ。
私の状態を知った友人や仲間が、労ってくれたり、勇気づけしてくれたり
祈ってくれたりすること。

・仕事面で迷惑をかけてしまっているにも関わらず、逆にこちらを気遣ってくれる
お客さま(クライアント、受講生、取引先のスタッフの方々)がいるということ。

・心から「生きたい」と思えること。そういう状態にあるということ。

 

などなど、

 

まだまだ出てくるかと思いますが、

 

NLPや心理学を学んであったことも、

 

よかったことの大きなひとつだと感じています。

 

 

今後も治療の段階や、その日の身体の状態によって

 

メンタルもその影響をうけるかと思いますが

 

学んできたことを実践して

 

できるだけ自分の心を調えれたらなと思います。

 

 

つい先日、

 

一回目の抗がん剤治療後の経過が順調ということで

 

一か月ぶりに一時帰宅の許可が出ました。

 

2日間ですが、久しぶりに病室から出て

 

外の世界を五感で感じることができ、

 

そして、大切な家族と同じ空間で充実した時を過ごせました。

 

病室にもどった今、

 

感じていること、思うことはいろいろありますが、

 

その2日間の帰宅は

 

私にとって

 

どんな旅行よりも、楽しかったというか、充実していたというか、

 

なんか、とてもいい時間だったなあと。

 

治療はこれからもしばらく続きますが

 

頑張りどきは、頑張り、

 

休むべきときは、休み、

 

頼るべきときは、頼り、

 

焦らず、自分の状況にあったペースで、

 

祈りつつ、

 

治していきたいと思います。

 

今回は殆ど自分の近況報告のような形になりましたが、

 

最後まで読んでくださり、

 

ありがとうございます。

 

皆さまの身体と心が健康でありますように。

 

明日もよい一日を☆