自分の機嫌をとる

 

お疲れさまです。

 

自分の機嫌をとることは大切です。

 

近くに機嫌の悪い人がいると

 

優しい人なんかは、つい相手の機嫌をとろうとします。

 

でも、機嫌を頑張ってとろうとするうちに

 

気がついたら、だんだんと自分まで機嫌悪くなってしまう。

 

よくあることです。

 

相手の機嫌をとるのではなく、

 

しばらくほうっておいたほうがマシかもしれません。

 

相手は相手の都合で機嫌が悪い。

 

こっちはこっちの都合で機嫌が善い。

 

善が悪にあわせる必要はありません。

 

そして自分の機嫌をとることに集中する。

 

人の脳にはミラーニューロンというものがあって

 

鏡のように反応します。

 

緊張している人といると緊張したり

 

笑っている人といるとこっちまでおかしくなってきたり

 

あくびしている人のそばにいるとこっちもあくびをしたり。

 

カウンセラーも経験が浅いと

 

クライアントからもらってしまうこともあります。

 

もし「もらっちゃったかも」と思ったら

 

「これは私のものではありません」

 

と宣言してみるのもよいでしょう。

 

自分の機嫌をとることに集中する。

 

私が20代のころにいたある職場で、

 

しょっちゅう機嫌悪くなる人がいました。

 

機嫌悪くなると

 

その部屋を出ていきます。

 

あるとき、

 

一瞬ですが、その背中が、

 

なんとなく寂しそうに見えたのを思い出します。

 

ひょっとしたら、その人の無意識下では、

 

その場にいたら迷惑だと知っていて、

 

自ら離れていたのかもなと、

 

今の自分なら思えたりもします。

 

世の中の人々が皆、自分の機嫌をとれたら

 

ケンカや争いというものはなくなるでしょう。

 

相手に対して「自分の機嫌をとれ」と指示するのとは違います。

 

相手がどうであれ、自分は「自分の機嫌をとる」

 

自分に対して

「たいへんだったね」
「よくたえたね」
「頑張ったね」
「すごいね」
「大丈夫」
「ドンマイ」
「お疲れさん」
「しゃーないな」
「許します」
「運がいいね」
「ありがとう」

など、肯定的なストロークを与える習慣を持つのもよいでしょう。

 

明日もよい一日を☆