能動的に見る、聞く、感じる

 

「しう」

「しうしうしう」

「しうしうしうしうしうしうしうしー」

 

こんばんは。

夏休みの方、お楽しみさまです。

お仕事の方、ご活躍さまです。

 

先日、子供といっしょに教育テレビをみていたら

セミの鳴き声のものまねの仕方をレクチャーしていました。

 

「しうしうしうしうしうしうしうしうしー」

「しう」を繰り返すそうです。

 

この季節

目を閉じて、耳をすますと

セミの声が入ってきます

私の場合、その音は

「なんかいいなあ」と感じます。

 

耳をすます。

 

これは、自分から聞きにいくということです。

”能動的”に聞くということです。

 

普段、私たちは聞くということについて

受け身(受動的)だったりする場面が多いようです。

 

私は瞑想やトランス誘導(催眠誘導)などするとき

今、何が聞こえているかを意識的に捉えにいくところから始めます。

また、聴覚だけでなく、何が見えているか、どんな感触を感じているかなど

五感で能動的に見る、聴く、感じる(嗅ぐ、味わうも含む)ということをします。

 

 

何かを

見せられている

聞かされている

感じさせられている

 

と、

 

何かを

見る

聴く

感じる

 

には大きな差があります。

 

受け身ではなく

自分からそれを感じにいく

”能動的”にそれをするということ。

 

それが、

思い通りにならないもの

への反応に大きく影響します。

 

カウンセリングしていて長時間に及ぶこともありますが、

それを聞かされている

という感覚だととても持ちません。

それをこちらが関心を持って聴こうという状態でいると

それほど長い時間には感じなかったりします。

 

人前でプレゼンするときも

自分が見られていることを意識すると、

緊張しやすい。

自分が聴衆の顔をしっかり見て話すと

それが和らぐこともあります。

 

受動的な体験を

能動的にしてみると、

いろいろ変わるかもしれません。

 

明日もよい一日を☆