不二の間

 

令和おめでとうございます。

タモリさんがテレビ番組でこう言っていました。

 

「西暦が本のページ数だとすれば、元号は章」

 

新しい章が始まりますね。

 

話は変わりますが、

連休中、数年前に亡くなった妻の父、祖母の納骨のため

京都の智積院というお寺に参詣しました。

 

そこの講堂には「不二(ふに)の間」という部屋があり、

左右の襖には水墨画が描かれています。

 

片方は朝の光をあびた景色。

もう片方には夕方の光をあびた景色。

 

案内をしてくださったお坊さんから

 

朝陽も夕陽も、

どちらも同じ太陽であり、

それを分けているのは私たちであると

 

二つにわけているが、

実はそれは二つではないという話を頂きました。

 

それが「不二」です。

 

例えば、不幸という感覚は

幸福があってはじめてうまれる感覚。

幸福な感覚を知っているので

不幸を感じることができるし、

また、

不幸を感じることができるので、

幸福も感じることができます。

 

他にも

絶望と希望

不安も安心

など、

 

二つに分けようとするのではなく

「不二」

という視点をもつことが穏やかさを与えてくれるような氣がします。

 

会社員のころ、

休みの前日、金曜の夜ぐらいから少し氣分が上がる感覚がありました。

その逆に

日曜の夕方くらいになると憂鬱になるという感覚がありました。

サザエさん症候群というやつです。

 

会社員をやめて、不定休になったら

サザエさん症候群はなくなりました。

一方で、金曜の夜の高揚感もなくなりました。

 

あれも「不二」だったのだなあと氣づきます。

 

明日もよい一日を☆

 

 

NLPにも「不二」の要素がいきています。
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