おつかれさまです。

 

「順調だ。」

 

先日最終回を迎えたドラマ「僕らは奇跡でできている」

その登場人物の鮫島教授（小林薫さん）の口癖です。

主人公は相河一輝（高橋一生さん）で鮫島教授はそのメンターの一人です。

 

鮫島教授は、周りからしたら、うまくいっていないように思えることも

「順調だね」と声をかけます。

 

大学の講師をしている一輝が、
いつも事務長に叱られていることや、
授業で生徒が退屈そうにしていることを相談したときも

「順調だよ。」

 

一輝の家でみんなにふるまう水餃子をつくったら、それが破けてしまったときも

「破けても順調だ。」

 

一輝が同僚の樫木先生（要潤さん）からキツイ言葉をかけられ

傷つき、落ち込んでしまったときも

「大丈夫だよ。今まで順調だったし、これからだって順調だよ。」

 

嬉しいことがあっても、そうでないことがあっても

「順調」という言葉をいろんな場面で使います。

 

 

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私がカウンセリングを学び始めたころ、師から、

「プロセスを信頼する」

という言葉を教わりました。

カウンセリングや講座をしていると、クライアントさんや受講生さんが

「自分の思うように前進できていない」と、

感じてしまっているときなどにかけることもあれば、

自分自身が思うように結果が出せていないときなどに対して、

「プロセスを信頼する」と、

つぶやくこともあります。

 

”過去”を振り返ったとき、

その時は、悲しかったり、悔しかったり、辛いと感じていた体験が

その時からみて”未来”である、”今”となっては

「あのときのあの体験のおかげで」

と言えることもたくさんあります。

 

今は「困っている」と感じていることも、

実は、「順調」なのかもしれません。

 

明日もよい一日を☆