悲しみの継続時間は長い?

おつかれさまです。

 

ベルギーのルーヴェン大学で行われた感情の持続時間に関する研究の話。

 

「悲しみ」「憎しみ」「喜び」「心配」など、
感情の種類ごとに、どれぐらい持続するのか、

233名の学生に感情的になった最近の出来事を思い出してもらい、
その持続時間の平均値を出しました。

 

その結果は、、、

 

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悲しみ 120時間
憎しみ 60時間
喜び 35時間
絶望 24時間
希望 24時間
心配 24時間
失望 24時間
満足 24時間
嫉妬 15時間
安心 8時間
熱狂 6時間
感心 5時間
感謝 5時間
くつろぎ 4.3時間
罪悪感 3.5時間
ストレス 3時間
誇り 2.6時間
触れ合い 2.5時間
怒り 2時間
退屈 2時間
驚き 2時間
苛立ち 1.3時間
同情 1.3時間
屈辱 0.8時間
恐怖 0.7時間
羞恥 0.5時間
嫌悪 0.5時間

 

「悲しみ」の持続時間は120時間。まる5日。

ダントツです。

最も少ない「羞恥」「嫌悪」に比べると240倍の長さです。

 

また、感情は、
時間の経過とともに高ぶりをみせることもあります。

上記の時間以上に続く場合もあります。

その場合は、当事者が問題の出来事や結果を
頭のなかで繰り返し再生する(思い出す)ことによって、
感情が持続し、強化されていることが要因かもしれません。

 

以前にも、メルマガで書きましたが、
感情の対象の出来事が「過去」になっていないケースなどがそうでしょう。

 

それをしないならば、
それ相当の時間が経過すれば、

やがて止むということになります。

 

そして、「悲しみ」は他の感情にくらべて、最大240倍長い、
ということなので、

 

昨日、一昨日の出来事で悲しんでいる人に対して、

 

早く前向きになるように
いろんなことを言ったり、励ましたりするよりも、

黙って側にいてあげることの方がよっぽど効果的だと
研究者たちは述べています。

 

明日もよい一日を☆