どんな刺激を与えるか、受け取るか

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お知らせ

〇『TA(交流分析)入門講座』を開催します。
〇『NLPマスタープラクティショナーコース』を開催します。

詳しくは記事の後半で

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職場にいって同僚に「おはよう」と声をかける。

しかし、同僚は何も応えない。

その同僚はあなたがそこに居ないかのように通りすぎる。

すると、どう感じるでしょうか?

人はによっては驚いたり、「何がまずかった?」と自問するかもしれません。

そして、これが毎日続くとどんな気持ちになるでしょうか?

この場面で、

自分が発した「おはよう」はこちらから相手に対して与えた”刺激”です。

それに対して、

「おはよう」と返してもらったり、

言葉は発せずとも会釈や笑顔で返してもらったり、

相手からもなんらかの”刺激”が返ってくることを期待しています。

TA(交流分析)と呼ばれる心理モデルでは、

このような刺激のことを”ストローク”と呼びます。

ストロークは”存在認知の一単位”と定義されています。

ストロークは

言語的なもの、非言語的なもの

ポジティブなもの、ネガティブなもの

条件付のもの、無条件のもの

などに分けることができます

例をあげると

言語的でポジティブなものは
「ありがとう」「すごいね」「うれしい」「おはよう」など

逆に言語的でネガティブなものは
「バカ」「できっこないよ」「ダメだね」「死ね」など

非言語的でポジティブなものは
ハグする、頭をなでる、握手をする、笑顔で応える、あいづちをうつ など

逆に非言語的でネガティブなものは
たたく、ける、きつい口調、あざ笑う など

自分はどんなストロークを与えることが多いか、少ないか、

また、どんなストロークを受け取ることが多いか、少ないか、

少し意識してみると何か気づくかもしれません。

また、我々人間はストロークを必要としています。

昔、ある国でマウスを使ったある実験が行われました。

複数のマウスを2つのグループにわけて
両グループとも特徴のない箱に入れる。

そして片方のグループには何もせず、
もう片方のグループには電気ショックを流す。

すこし残酷な感じがする人もいるかもしれませんが、
注目してほしいのはこの実験の結果です。

電気ショックを与えられたグループのマウスは
それを与えられなかったグループよりも、
発達が良かったそうです。

ネガティブな刺激でも無いよりはマシということでしょうか?
(ネガティブな刺激がよいという単純な意味ではありません)

人間でも、特に子供は本能的に何かしらのストロークを得ようとします。
欲しいストロークが得られないと変わりのそれを得ようとします。

例えば以下のような、小さな子供と親のやりとり。

子供が積み木で作品を作り、それを褒めてもらいたくて、

「お母さんコレ作ったの、見て見て」

親は何か別のことをしていて、

「いま忙しいからあとでね」

「見て!」

「だから、あとでね」

「もういい!」

ガシャーン!

と積み木を壊す子供

「何やってるの!」と、

怒りながら、しかし、子供に関心が向く親

子供は得られえなかったポジティブなストロークを得る代りに
ネガティブなストロークを得ることに成功します。

そして、大人になっても、ストロークに飢えた状態だと、
これをすることもあるようです。

本当に与えたいストロークは?

本当に受け取りたいストロークは?

それを素直に与え、

素直に求めること、

素直に受け取ること、

それを選択することも大切です。

明日もよい一日を☆

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(特別講座)
『TA(交流分析)入門講座』

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交流分析(Tansactional Analysis 以下、TAと呼ぶ)は
1957年アメリカの精神科医であるエリックバーンが創案した
精神的要因による症状や行動についての理論体系であり、
それを応用した心理療法です。

TAは自分や他者を客観的に観るために役立ち、結果として
人とのコミュニケーションの問題を解消することにも役立ちます。
また、カウンセリングや悩み相談などにおいては、
TAという心理モデルがあることで、クライアントの目に見える状態の
その背景にまで気づく範囲が広がります。

今回は日曜コースと木曜コースと2コースがあります。
内容は同じです。

【日時】

●日曜コース
一日目 9月9日(日) 10:00~17:00
二日目 9月16日(日) 10:00~17:00

●木曜コース
一日目 9月13日(木) 10:00~17:00
二日目 9月20日(木) 10:00~17:00

詳しくはこちら

 

 

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米国NLP協会認定資格取得講座
『米国NLP協会認定マスタープラクティショナー』

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※再受講も受付けしております。

【対象者】
米国NLP協会認定プラクティショナーの資格取得者

【日程】

2018年
レジューム1 9月30日(日)
レジューム2 10月8日(月)祝日
レジューム3 10月27日(土)
レジューム4 11月3日(土)祝日
レジューム5 11月23日(金)祝日
レジューム6 12月1日(土)
レジューム7 12月23日(日)
レジューム8 1月13日(日)
レジューム9 1月19日(土)

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