心に残す

 

こんにちは。

前回につづき、ミュージシャンネタです。

松任谷由美さん。ユーミン。

言わずと知れた大ミュージシャンです。

彼女があるインタビューのなかでこう言っていました。

 

「いつの日か私の名前が忘れられても、

いくつかの曲が“詠み人知らず”として

見知らぬあなたに歌い継がれてゆく…

それこそが私のゴールです。」

 

「カッコええなあ」と、うなってしまいました。

そういえば、この話を聞いて思い出したのですが、

中学生のとき、ラジオが好きでよく聞いていました。
(今の中学生はラジオなんて聞かないかもしれませんが(笑))

ラジオのニュースの交通情報のバックで流れるBGMを聴いて

「あれ?どっかで聴いたことあるメロディ。いいなあ。
でも、誰の曲?なんていう曲?わからん。」

歌なしのインストルメンタルで流れていたので、声が入ってなく、
歌詞もわからず、当時はネットもないので調べようもなく、
モヤモヤしたままでした。

でも、そのメロディは頭の中にのこっていて、
たまに頭の中でぐるぐると再生され、ときどき鼻歌ででたりして。

その後、ませていくにつれ、洋楽やロックばかり聴くようになって
一旦、それへの関心も薄れたかのようになっていきます。

それから10年以上経って、社会人になってから
あの曲が松任谷(荒井)由美さんの「中央フリーウェイ」だと判明します。

私が6歳くらいのときにリリースされた曲でした。

中学のときに聴いて、そこから10年以上経っても
頭の中にあのラジオのBGMが残っていたということです。

だから「ああ、この曲、ユーミンのだったんだ」と気づけるわけです。

 

”詠み人しらず”

 

ユーミンのような大物の名前が忘れられるには何十年とかかかるでしょう。
100年くらい経っても、その曲をユーミンを知らない誰かが口ずさんでいたら、
そのゴールを達成したことになります。
それだけの作品を残したことになります。

 

人と人。私たちはこの世界で生きている以上、
互いに何かしらの影響を与え合って生きています。

無意識に出てくる言葉のなかには
誰かから授かったものも少なくありません。
そして、それが誰だったのか、わからないことも。
その人が今生きている人なのかどうかもわかりません。

 

「本当にいいものは心に残る。心残る仕事をしよう。」

 

これはカウンセリングの師匠からもらった言葉、価値観ですが、
もし師匠がいなくなったとしても私のなかに残ります。
師匠も誰かから受け取ったものなのかもしれません。

 

何を残していきたいか、

 

人に与えたものは、自分がいなくなっても残る。

 

今後をどう生きていくかのヒントにしたいと思います。

 

よい一日を☆

 

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