まずは自分の状態

よく、人から
「カウンセリングしてるとクライアントから貰ったりしちゃいませんか?」
と聞かれます。

カウンセリングの前は、瞑想をしたり、
呼吸を整えたり、
アンカーと呼ばれるNLPのテクニックを使ったりして、
まず自分の状態をなるべく良い状態にしてから、
クライアントさんと向き合います。

また、確かに、ときどき、クライアントさんの状態に
同調しすぎてしまいそうになったりしたこともありますが、
それに気づいた時点で、あわてずに自分の状態をニュートラルに戻すことをします。

そういえば、以前に使っていたテクニックですが
あまりに激しい感情がクライアントさんから出てきたときは、
自分が避雷針になって、そのエネルギーを流すイメージをしたりもしていました。
これ、けっこう使えます。

 

昔、斉藤一人さんが講演の中で

「”自分の機嫌をとる。”これが大切。世界中の人がこれできたら、争いがなくなる」
と言っていたのを覚えています。

私たちは、相手が機嫌悪いと、
つい、相手の機嫌をとろうとしてしまいがちです。

しかし、自分の心の余裕がない状態で、
それをやっていると、こっちがだんだん疲れてきて、
こちらまで機嫌が悪くなってしまう。

機嫌が「悪い」にペースを合わせてしまい、のみこまれる。
そこに葛藤が起きる。

よく、優しすぎる人なのか、
自分に厳しすぎる人なのか、
自分の力を過信してしまい、
そこまで余裕が無いのに他者のために尽くそうとして、
返って悪影響を与えてしまっている場面も見かけます。

 

まずは自分の状態。

より多くの人によい影響を与えたいなら。

そして、その状態にするための方法は一つでなく、
いくつかの選択肢を持つのもよいかもしれません。

明日もよい一日を☆