ゴールデンウィークも終わりましたね。
リフレッシュできたという人もいれば、
かえって疲れたという人もいるかもしれませんね。
さて、今日はこの時期に多くの方が体験しやすい感覚。
目標に向かうモチベーションの低下について書きます。
「本当にやりたいことは?欲しい成果は?」
そうやって目標を立てる。
そのときは気分が高揚する。
だけど、しばらくして、
忙しくて、それをする時間がなかったり、自分の思うように進まないと、
「やっぱりダメだなあ」と、
当初のやる気がどこかへ行ってしまうという体験は、
多くの人が持っているかと思います。
一部の天才的な人を除いて、殆どの人が
2~4週間ほどしたら目標に対するモチベーションは低下してきます。
これを”挫折期”と呼ぶこともできるでしょう。
4月に新しい環境に入った人や、
今期の新たな目標を掲げて、頑張ってきた人のなかにも、
そろそろ、それを感じる人も出てくるころかもしれません。
そういうときは無理せずに、
”目の前のことをする。”
最初に立てた目標に向かって思うように進めていないなら、
今の自分にとって目標のサイズが少し大きすぎたのかもしれません。
さらに細分化し、自分のできそうなサイズの目標にする。
できるだけ毎日実行できるような行動ステップにして、
それを一つずつこなしていく。
今の自分の力にあったサイズの階段を登っていきます。
これを”コツコツ期”とか”目先期”として、数ヶ月こなし続ける。
また、それでもやる気がでないなら、
それとは関係ない別のことでもOKです。
とにかく何か目先のこと、こなせることをこなしていく。
そして、それをこなす度、
その小さな成功を積み重ねているうちに、
自信とモチベーションが返ってくる。
これを”回復期”とか”推進期”とします。
カウンセリングやトレーナーをしていると
「早く成果を出したい」と焦るクライアントさんや、
受講生さんに会うこともしばしば。
しかし、その焦りは返って回復期や推進期を遅らせることが多いようです。
挫折期は一部の天才と呼ばれる人を除く、
殆どの人にやってきます。
それを「そういうものだ」と受け止めることも大切。
「そろそろ”挫折期”かな?」といったように、
楽しめるくらいだと、よいかもしれませんね。
はやく来た分、はやく回復できるかも。
そして、それが来たら「今、何ができる?」と
自分に問いかけ、
目の前のことをやる。
そして、その”小さな成功”を出している自分に対して
自分で褒めたり労ったりしてあげる。これはとても大事。
それを続けていくことで
気がついたら達成しているかもしれません。
明日もよい一日を☆