GWが終わりましたね。
10連休という人もいたようですが、連休が終わったあたりから
五月病と呼ばれる症状が出てくる人もいます。
これ「病」とついていますが
そもそも五月病という名前の病気はありません。
あくまで4月に進学、就職、部署移動などで環境が大きく変わるなか、
新しい環境にうまく適応できず高いストレスを感じてしまっている状態に
つけられた総称です。
近年は6月くらいまで研修の会社も多く
5月限定ではなく、6~7月に発症する人も少なくないようです。
そして、これらの多くの場合は、
しばらくしたら自然と回復していきます。
脳には
可塑性と呼ばれる、ちょっとだけ変わろうとする性質と
安定性と呼ばれる、元の状態に落ち着こう(戻ろう)とする性質があります。
私たちはこの可塑性と安定性の間を揺れながら生きています。
休みの日にテンションを上げすぎて、
翌日に反動が返ってきて
燃え尽きたかのようにぐったりしてしまうということはよくあることです。
その後はしばらくしたら回復していきます。
ただ、そのときにネガティブに考えすぎたり
無理をしすぎたりすると
回復が遅れたり
症状が重くなってしまうことも。
五月病と呼ばれる状態も自然なプロセスだということを認めるだけでも
少し楽になるかもしれません。待つことも大切です。
また、気を使わなくていい仲のいい友人や家族との交流をすることで
回復に役に立ちます。
それでも、なかなか回復しないなら原因は他にあるのかも。
そのときはカウンセラーやセラピストなど専門家に頼るのもいいでしょう。
風薫る五月
青葉、若葉もそこらに。
街中でも、それは見つかります。
明日もよい一日を☆