「”せっかく”と思え」
マラソンの有森裕子さん高橋尚子さんの指導をしていた
小出義雄監督が当時、選手に言っていた言葉だそうです。
これは、自分の思うようにならなかったときに使います。
たとえば、有森さんが練習しすぎで足を故障したとき、
「せっかく、足を故障したのだから、今しかできないことをしよう」
「せっかく、神様が休めと言ってくれているのだら、ちゃんと休もう」
「せっかく、~したのに」という使い方ではなく、
「せっかく、~なのだから」という形で使います。
私たちの日常で使うとしたら、たとえば、
せっかく、通勤時間が長いのだから、いろんな景色を観察してみよう。
せっかく、雨が降ったのだから、部屋の掃除をしよう。
せっかく、風邪をひいたのだから、ゆっくり休もう。健康のありがたさを感じよう。
せっかく、怒られたんだから、反省してみよう。自分と向き合ってみよう。
せっかく、男と別れたんだから、もっと合う人を探そう。
私はNLPトレーナーの審査に1回で合格せず、3回目チャレンジしています。
「せっかく、受からなかったんだから、何十年かぶりにくやしさを感じよう。」
「せっかく、くやしさを感じれたのだから、それをバネに使おう。」
「せっかく、さらに学ぶチャンスをもらったんだから、もっと学ぼう。」
「せっかく、その体験をしたのだから、それらをもっと生かそう。」
もし、一回目で受かってたら、
おそらくここまで続けてこれなかったような気がします。
この「せっかく」は使えそうですね。
明日も良い一日を☆
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。