おつかれさまです。
昔、「感動するよ」とある人から
ある絵本を勧められました。
当時の私は心がすさんでいたのか、
それを読んでも
「で、どこが感動するの?」
と、そんな感じでした。
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少し前になりますが、テレビで
アメリカのジョン・コルコーランさんという48歳まで
読み書きが出来なかった男性の話を特集していました。
彼は読み書きができないのに、
なんと、高校の教師を17年もしていました。
読み書きができない分、聞いたり話したりが得意。
スポーツも得意。頭の回転も速かったようで、
読み書きができないことをうまく隠して、
教師を続けれたそうです。しかも人気があったらしい。
彼には、キャシーさんという奥さんがいるのですが、
彼女も結婚するまでは彼が読み書きできないことを知りませんでした。
二人が交際していたときはコルコーランさんはキャシーさんから
よく手紙をもらっていたそうです。
しかし、読み書きができないので、
手紙に何が書かれているのか、
さっぱり解らない、
書くこともできないので
手紙を返すこともできない。
その後、読み書きできない自分が、
教師をすることに罪悪感を感じていた彼は
自ら教師を辞め他の仕事につきます。
教師を辞めて10年くらいしたころ、
自分が読み書きできない症状が、
「ディスレクシア」という学習障害のひとつだということを知り、
衝撃を受けます。
これは個人差がありますが、
アメリカ全体の10%程度の人が当てはまるそうです。
トム・クルーズやスティーブン・スピルバーグも
自身がそうだと公表しています。
適切なトレーニングをすれば克服できる。
それを知って彼はトレーニングを積み、
ある程度、読み書きができるようになります。
そして、コルコーランさんは
昔キャシーさんからもらった手紙を
読むことができるようになります。
それを読んだ彼は
はじめて手紙に何が書かれているのかを知り
涙を流したそうです。
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さっきの絵本の話の続きです。
それから1年か、2年か、過ぎたころ
私は一通りNLPを体験し、
ちょっと心の変化を感じ始めていたころです。
ちらかった部屋の掃除をしていたら
その絵本が出てきました。
なんとなく目を通してみると
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大号泣...
あのときは何も感じなかったのに。
それまでの私は、
その絵本を読んでいても
そこに何が描かれているのか
実は何もわかっていなかったのでしょう。
五感が詰まっていた。
そんな感じです。
その詰まっていた五感が通い、
受取り方も、
感情の表し方も、
変わっていることに気づきました。
コルコーランさんの話を聞いて
感じる力と表現する力を
とり戻せたときの喜びを思い出しました。
明日もよい一日を☆
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。