順番を変えてみたらどうだろう

カップラーメンを作るとき

フタをあけて

スープの素を入れ

お湯をそそぎ

3分程待てば、できあがります。

カップ焼きそばの場合は

フタをあけて

お湯をそそぎ

3分経って

そのお湯を捨てます。

それからソースの素を入れ

かき混ぜるとできあがり。

あるとき、私は、

ぼーっとしていたのか

カップ焼きそばのフタをあけ

ソースの素を入れ

お湯を入れてしまいました。

これはカップラーメンの手順。

結果、ある意味すごいものができあがりました。

当たり前といえば当たり前ですが、

順序を変えると結果に影響します。

言葉の使い方においても

その順序で結果が変わることもあります。

たとえば、、、

「犬がジョンに噛み付いた」と、

「ジョンが犬に噛み付いた」

これは出来事自体がまったく違います。

そして、

「先月よりは楽です。でも、しんどいです。」

これの順番を入れ換えると

「しんどいです。でも、先月よりは楽です。」

それぞれから受ける、イメージはどうでしょう?

この2つの文章は出来事は同じですが

印象は違ってきます。

メンタルに与える影響も違います。

順番が変わることで、結果が変わるということ。

うまくいっていないことは

その順番をくみかえてみるのも一つかもしれませんね。

明日もよい一日を☆

会話していて「ん?」ってなるとき

ときどき人と会話をしていて、何となく「んっ?」と、
違和感(何かひっかかる感じ)を感じることがあります。
それはどこからくるのか?

私がカウンセラーになりたてのころ、
ある催眠療法の先生から教えていただいた話です。

円滑なコミュニケーションをとる人は以下(1)~(3)を
無意識的に察知して、会話をデザインします。

(1)相手との関係性はどのような関係か?
  精神的距離、友達、師弟、取引関係、専門家と素人など。

(2)その場の状況はどのような場面か?
  ビジネスかプライベートか、話し合いか、楽しむ場か、二人か、多数かなど。

(3)発言の意図はなにか?
  ただ聞いてほしいだけか、アドバイスを求めているのか、ジョークか、真剣かなど。

これらを無視して、

以下のa.~b.ような言動をとる人も少なくないと。

a.アドバイスをする。
 「釈迦に説法」や、求められていないアドバイスなど。

b.評価や判断をする。
 それは良いか悪いか、正しいか間違っているか、有効か無効かなどのジャッジメント。

c.自分事ばかりを話す。
 人の話は無視か半分聞いて、すぐ連想した自分事を語りたがるなど。

d.対抗しようとする。
 自分のほうが経験、知識、地位などが上であるのを誇示する発言など。

e.個人的な解釈をする。
 相手に起こっていることの意味を独自の視点で解釈するなど。

この話を教えていただいたとき、耳が痛かったのを覚えています。
これらは全て完璧にこなすのは難しいことかもしれません。
調子にのると、ついついやってしまいがちです。

たとえば、学生時代の友人たちと飲み会など楽しむような場面で
相手が求めていないのに、
私がカウンセラーや講師の自分のステート(状態)で、
勝手に解釈して、アドバイスなんぞしてしまうと、
ウザがられます。
そこはただの友人として学生時代のバカ話で盛り上がったりするほうが
相手にとっても自分にとってもよかったりします。

相手との関係性、場面、状況、意図などを察知し、
考慮してコミュニケーションのをとることは大切。

人と会話していて相手の発言に、何か「んっ?」と引っかかりを感じたとき、
何にどのように反応しているのか、
そして、自分もそれをやっていないか、
フィードバックしてみてもいいかもしれません。

明日もよい一日を☆