「聴く」「話す」と「読む」「書く」

GWはいかがお過ごしでしょうか?
明日5月5日はこどもの日ですね。

私にも子供がいますが、成長するにつれ、話せるようになってきて、
最近では方言(三重弁)で話すとこともチラホラ。
これは私が三重弁で話すからです。

子供は先ず音を耳で「聴く」ことでインプットします。
そして、それを「話す」ことでアウトプットし、記憶に定着させます。

そのようにして言語的コミュニケーション力をつけていきます。

そして、そのさらに高度な形が
「読む」ことでインプットし、
「書く」ことでアウトプットするということになります。

学校の授業を振り返ると
読んでインプットし、書いてアウトプットすることに
重点をおいた教育が多かったように思います。

もちろん、「読む」「書く」、それ自体は大切なことですし
「聴く」「話す」よりも高度な能力です。

ただ、実際にカウンセリングしていると
コミュニケーションの問題で悩んでいる人の多くは、

「読む」「書く」についてではなく、
「聴く」「話す」といったことについてです。

もともと私たちが幼いころから持っている
聴いてインプット、話してアウトプットする力。
それが大人になって、
退化したのかどうなのかはわかりませんが、
あらためてそれが大切なことだと感じさせられます。

聴いたことを真似して話している子供をみていると
表現力を高めるという点でヒントになります。

「聴く力」があって「話す」ことができる。
それは基本だということ。

本やネットで文字を読むのもよいですが、
こどものように好奇心をもって
素直に耳を傾けてみることで
また違う形で表現力を高めることができるかもしれません。

よいGWを☆